痰飲の講義の前半が終了しました

 

昨日、痰飲について勉強をしました。
なぜ、なぜ冷え症が治らなかったかという問題から始めました。
陽虚は痰飲の原因として考えられます。
痰飲の陽虚への治療方法は普通の陽虚と同じなのか、
診断要点はどこにあるか、
苓桂朮甘湯の意味は温陽利水ですが、
なぜ温陽利水で痰飲を治療するか、人参湯との違いはどこにあるかなどについて
深く検討しました。
 
やる気のある方は神戸からきまして、非常に意味深く質問をしてくれて、うれしく思います。
ところが、講義中に寝る人もいました。本当に残念に思います。

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明日の臨床講座「痰飲」

 
 
明日の臨床講座は午後1時から5時まで開催します。(2010年6月20日)
  「痰飲」がテーマです
痰飲という病気を皆様は、どう理解していますか?
広範囲と狭範囲の認識を再度深めること、
また小青竜湯をよく使用しますが工夫は必要でしょうか?
痰飲では袪痰剤の効果が得られにくいのはなぜでしょうか?
効果を高める為の方法はあるのでしょうか? 
過去の名人から痰飲への素晴らしい弁証方法を吸収しましょう!
「怪病」と称される痰飲ですが、意外にも身近な病気との関与も否定できません。
講義では、痰飲が七情過盛と深く関わるという賢人達の考えも
紹介していきます。
 
痰飲は、今回と7月の2
症例検討も含めて講義を行い、
理解を深めて頂きたいと思います。

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明日の集中講義

  明日の国際中医師集中講座は午前中から実施します。
既に2回が終了しました。
中医基礎論は松江先生、中医診断学は檀上先生が担当しています。
お二人とも丁寧に講義を進めています。 
松江先生は、不妊症の治療の話で肝腎の働き理論の要点を説明し、試験だけではなく、臨床の活動にも役立つという観点から講義をしています。 
檀上先生は中々気か付かない深いところから講義を展開することが
印象に残りました。
例えば、「気短」の症状に対して、
気虚だけではなく痰飲の場合もあるという
強いメッセージ
を受講者に送り続けてくれたのが非常に良かったと思います。
 
「解答が判る」だけでなく深く掘り下げて理解することは後々役立ちます。
明日ももっと刺激のあるような素晴らしい話を聞きたい方々がいると思います。 
頑張ろう!この機会に中医学の真髄を深く理解しよう!
中医学を生かすことで苦痛に悩む方を我々の腕で解決しよう!」という、
強い意識で挑んでいきましょう。 
明日から、「弁証論治練習問題 解説書」を正式に提供し始めます。
私は弁証論の担当教師として、皆さんの力になれる様に頑張っていきます。

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治療のミスについて

 治療のミスで次のようなことがあります。 
例えば、陰虚火旺による不眠の治療方剤は黄連阿膠湯ですが、
陰虚火旺の心悸の治療方剤は天王補心丹を使用します。
なぜ同じ「陰虚火旺」で、治療方剤が違うのでしょうか。
中医学には「同病異治」と「異病同治」という考えがありますが、
診断に慣れたり深く病理結果を理解しないと
「この症状にはこの薬」といったように方程式のように
薬を判断してしまうことが有りミスに繋がりやすいと考えています。
「弁証論治練習問題 解説書」では、
このような症例をなるべくわかりやすく解説しました。
常に症状を深く考えることで病状の分析力と的確な方剤の使用が上達すると思います。

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臨床でのミスは「判断のミス」1

  臨床でのミスは「判断のミス」1 臨床の現場では、
時にミスが生じることもあり、
 「病気の判断」と「治療」の二つのミスがあります。 
病気の判断ミスは「八綱弁証」に多く、最も簡単に考えられるので
 
弁証の段階で八綱弁証を省きがちになります。
 
次に病名診断が非常に曖昧なまま、
いきなり証候分析に入ってしまうことです。
 
このような小児科・外科・婦人科を含む内科学の勉強にとって大敵です。
「弁証論治練習問題 解説書」では、病名診断を原則的に定義して
正しく病名診断に役立てばと考えています。
正確に病名診断は臨床効果を高めるための
非常に重要な一歩であると理解しています。

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弁証論治の解説書の目的

この解説書の目的は、二つ有ります。
1、受験者に参考できるような標準回答を提供しています 
 症状の分析方法、重要な病因病理、診断にあたっての注意点、
代表方剤の解説などを分かりやすく説明する。
 例えば、風熱感冒では、「黄色く粘っこい痰が出て、量がそれ程多くない」という症状がある場合に、裏熱と痰熱を反映する症状ではなく、風熱が強い状態を反映していること、銀翹散の配合に、必ず荊芥を入れなければならないことを覚えることを明確にしています。
2、臨床の活動にも役立つ 
 臨床の活動では、少なくとも三つの仕事が非常に重要である。
 症例の分析プロセスでは、診断を行うために何かを注意すべきか、方剤の選ぶ基準であると思われます。
 症例の勉強を通じて、この三つの仕事でのミスをはやく見つければ、結果としてより正確に弁証でき、論治の効果を高めることにつながると考えています。 
 風熱感冒では、黄色痰の症状をみて、もし熱痰として判断するなら、銀翹散を生かすチャンスが少なくなる恐れがあると考えています。
  
 
 

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国際中医師試験のための弁証論治の解説書

 国際中医師試験専用の弁証論治の解説書がやっと出来上がりました。
これから印刷の段階に入ります。
できれば、今月20日から提供できるように急いでいます。
今まで、国際中医師試験の準備のため、
マークシートの日本版練習問題がありますが、弁証論治の練習問題はなかったのです。
 
国際中医師試験では、弁証論治問題をクリアできなければ、
他の科目の成績がよくても、不合格になるという厳しい規則があり、
多くの挑戦者にって謎が多く、受験の準備が大変でした。
こんな重要な受験項目なのに、
今まで、弁証論治試験に関する内容及び標準参考回答等の情報が一切伝えてこないのでした。
 受験者たちのこの悩みを少しでも軽減し効率よく受験準備ができるために、数年間の観察、集計、回答の検討などを積み重ねて、やっと118症例を集めました。
 すべての症例の内容は参考回答、分析、注意事項、方剤の配合を含めてます。 
 
 選んだ症例の中では、試験問題として数回出されたものもあれば、
 また一、二回出されるものも多く含まれています。
もし、この解説書は皆さんの受験準備と臨床の活動に
役立てば幸いと思っています。よろしくお願いします。

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難病とは

  

今日は、臨床講座は、
EG
の病気の診断、治療方法などについての内容です。
この病気は特徴として虚実混雑、寒熱相間、病症多変ということです。
中医学の治療方針などを定める前に、
先ず、病気の特徴をつかむことも、
また、今までの考え方との戦いも必要であると提案しています。
 
EGは難病と言われていますが、
 

難病とは、教科書の通りで治らない病気だと認識しています。


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臨床講座→アレルギー性疾患EGについて

 EGEosinophilic gastroenteritisの省略で、
好酸球胃腸炎として翻訳しています。 
 
この病気は、好酸性白血球が大量に
食道管から腸管まで
増えることにより
引き起こされるアレルギー性炎症だそうです。 
 
 
病気の特徴、診断の方法、治療の原則、中薬の使い方について
詳しく検討し、また、関連する症例2例を議論する予定です。 
 
アレルギー性疾患が溢れる中で、
漢方相談が古典の理論に従う必要もあれば、
現代病へ新しい治療方法を取り込む必要もあると考えています。 
 
明日午後、1時~5
時、亀戸亀戸商工情報センターにて
行う予定です。
  詳しくはhttp://www.tenran.biz/lecture.html
ご覧ください。

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認知症予防の講座が開催

 

 

 今日は漢方推進会の認知症予防の講座を開催しました。
講座は全部四回のシリーズです。
  私は講師として、
3時間で参加者と、中医学での予防方法、
弁証方法、診断ポイント、鹿茸大補丸の使い方などを詳しく検討しました。
 
基本病理の特徴は本虚標実ということ、病気の部位が脾腎と心肝であり、
お血と痰湿の絡み合う状態です。
 
認知症が早期発見できれば予防治療ができ、期待できるような臨床効果が得られる中西医結合のデータと症例を紹介しました。
また、若年層の認知症の特徴、老人性の認知症の特徴などを検討しました

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