Monthly Archives: 8月 2009

ワクチンが不足、中医学の出番?

~新型インフルエンザ・ワクチンの輸入へ~厚労省表明。 1500万人~2000万人分のワクチンを輸入で賄う考えを明らかにしたそうです。 患者の受け入れ設備の整備やワクチン購入費用として 207億円を計上したと報道されていま … Continue reading

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精気を蓄えインフルエンザを退治!

黄帝内経の原点である 易経では「腎」を坎水という卦で表現し、 黄帝内経では「夫精者、身之本也。故冬蔵於精、春不病温」と記しています。  解釈すると精気は身体にとって最も必要なもので樹木の根のような役割です。 腎 … Continue reading

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陰陽学説とインフルエンザ

今回のインフルエンザの発症率が高いといわれている方々は、 20代以下の青少年、妊婦の方と報道されていました。  中医学の陰陽学説からこの現象を考えてみたいと思います。 20代以下の青少年は成長段階であることから … Continue reading

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インフルエンザと弁証論治

中医学では同じ病気でも体質が異なれば治療方法が異なります。 インフルエンザでも当然同様に考えます。 今回のインフルエンザは熱邪が非常に強く、湿邪も入っていますので 「逆伝心包」の可能性が高いと考えています。 治療には高度 … Continue reading

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新型インフルエンザと漢方薬

「新型インフルエンザが本格的な流行になった」とニュースが伝えていました。 今現在、限られた情報から新型インフルエンザの対応を 中医学の立場で考えようと思います。  発症が比較的子供に多く、症状の特徴は精神的な障 … Continue reading

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臨床講座「痿証」

8月23日の臨床講座では「痿証」の講義をする予定です。 痿症は、難しい病証で臨床では判断しにくい病気です。 「痿証」は長期間で進行することが多く病気の判断が正確にできないまま 漢方薬を選んでいることがあり誤った治療方法を … Continue reading

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仁義

日本人が好む言葉に「仁義」がありますね。 今年の大河ドラマでも義を掲げているのを見ました。  黄帝内経より更に歴史を溯った時代に考えられた<易経>をご存じでしょうか? 易経は中医学の原点でもあり、こ … Continue reading

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動態視力

動態視力は深く腎に貯蔵する精気に強く関与しています。   ある高校生の話ですが、野球の部活で疲れて、皮膚病に罹ったという。   補腎精(胡桃サプリ)と六味丸などを服用することにより、  皮膚病がよくな … Continue reading

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世界中医薬日本版第二号ができた!

皆さんのおかげで、世界中医薬雑誌日本版第二号が  7月20日に出版ができました。 本当におめでとうございます。  檀上先生、能見先生を中心としたグループの先生たちが  色々な困難を乗り越え、協力しあい … Continue reading

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夏の救世主「生脈散」

生脈散は非常に有名な中成薬です。 この方剤には三つの特徴があり、人参は補気、麦門冬は清熱、 五味子は気陰を収斂します。 「一補、一清、一斂」といい、臨床では活用されています。  日本の夏の特徴は、湿熱が非常に多 … Continue reading

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