インフルエンザと弁証論治


中医学では同じ病気でも体質が異なれば治療方法が異なります。

インフルエンザでも当然同様に考えます。

今回のインフルエンザは熱邪が非常に強く、湿邪も入っていますので

「逆伝心包」の可能性が高いと考えています。

治療には高度の弁証論治が必要です。
 

昨日のブログでは、ごく一般的な中医学治療方法を紹介ましたが、

病気は衛表の状態か、気の病態か、営血の状態か、
湿と熱との割合がどのぐらいか、
体の気血がどの程度で弱いか、
気と津液が大丈夫なのかなどなどを
正確に分析した上で
処方しなければなりません。
 

漢方薬の選択と使用量は信頼できる薬局で相談が必要です。

ご紹介を希望される方はお知らせください

About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
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