臨床講座「痿証」


823日の臨床講座では「痿証」の講義をする予定です。

痿症は、難しい病証で臨床では判断しにくい病気です。

「痿証」は長期間で進行することが多く病気の判断が正確にできないまま

漢方薬を選んでいることがあり誤った治療方法を選択してしまいます。

 
痿証は筋肉の萎縮、無力などを主な症状とする病証で

ALS
病などの病気に似ている病証です。

ALS
病は西洋医学では脊髄前角運動ニューロンに発生した病気として

認識されているそうです。
 

講義では、
痿証の発展プロセスを検討し、清熱という治療で注意すべきこと、

補気補腎にも注意すべきこと、漢方製剤の組み合わせについて

色々な考え方を皆さんに伝えようと考えています。

筋肉の萎縮への治療は補気だけではなく、
中医学の治療方法にはまだまだあります。

About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
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