この解説書の目的は、二つ有ります。
1、受験者に参考できるような標準回答を提供しています
症状の分析方法、重要な病因病理、診断にあたっての注意点、
代表方剤の解説などを分かりやすく説明する。
例えば、風熱感冒では、「黄色く粘っこい痰が出て、量がそれ程多くない」という症状がある場合に、裏熱と痰熱を反映する症状ではなく、風熱が強い状態を反映していること、銀翹散の配合に、必ず荊芥を入れなければならないことを覚えることを明確にしています。
2、臨床の活動にも役立つ
臨床の活動では、少なくとも三つの仕事が非常に重要である。
症例の分析プロセスでは、診断を行うために何かを注意すべきか、方剤の選ぶ基準であると思われます。
症例の勉強を通じて、この三つの仕事でのミスをはやく見つければ、結果としてより正確に弁証でき、論治の効果を高めることにつながると考えています。
風熱感冒では、黄色痰の症状をみて、もし熱痰として判断するなら、銀翹散を生かすチャンスが少なくなる恐れがあると考えています。
カテゴリー
-
最近の投稿
アーカイブ
- 2016年4月
- 2016年3月
- 2016年2月
- 2016年1月
- 2015年12月
- 2015年11月
- 2015年10月
- 2015年9月
- 2015年8月
- 2015年7月
- 2015年6月
- 2015年5月
- 2014年5月
- 2014年2月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年9月
- 2013年8月
- 2013年7月
- 2013年6月
- 2013年5月
- 2013年4月
- 2013年3月
- 2013年2月
- 2013年1月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年9月
- 2012年8月
- 2012年7月
- 2012年6月
- 2012年5月
- 2012年4月
- 2012年3月
- 2012年2月
- 2012年1月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年9月
- 2011年8月
- 2011年7月
- 2011年6月
- 2011年5月
- 2011年4月
- 2011年3月
- 2011年2月
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年4月
- 2009年3月
- 2009年2月
- 2009年1月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年9月