孔子聖人の学習原則の一つ

 

 「孔子読本」(作者は湯恩佳先生 朱仁夫先生)という本では、
孔子の成長、考え方、人生観などを詳しく紹介される素晴らしい本です。 
この中では、「学而不思則罔、思而不学則殆」という学習原則が
書かれていました。これは多分孔子が弟子たちを教育する原則だと思います。
この言葉を日本語で訳すならこうなると思います→
「学びて思はざれば則ち
(くら) し、思ひて学ばざれば則ち (あやう) し」です。 
孔子は三千人の弟子の中で、七十二人の弟子だけが評価され、
七十二賢人といわれています。
この七十二賢人が孔子聖人の考え方を自ら積極的に吸収し
一生懸命に努力した結果として、評価されて、賢人と呼ばれたと思います。
中医学の世界では、弟子としていつも謙虚の気持ちで勉強すること、
いつも相手の健康に役立つという理念を忘れず努力すれば、
七十二賢人に近づくだろうと思います。

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アレルギーとお血

お血は、血流が停滞する状態を指すということです。
血小板は身体に傷がある場合、
身体が守るという止血作用が発揮しています。
が、血小板の凝縮が過剰になると、
血流に悪い影響を与え、困ります。
例えば、アレルギーの発生時に、血小板の活動が過剰となり、
お血を起こすのです。
この場合、アレルギー体質が改善されなければ、
田七が例外なくどんな活血薬が効かないと思われています。

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自然な規則は偉大なものだ

 

今日は、息子を連れて稲毛海岸の公園に運動に行きました。
9時半から午後4時までたっぷり遊んでいました。
今日は花粉が非常に多く私にとって辛くて、目も痒く、元気が中々出ない。
ところで、海水で顔を洗った後に、気分が爽快、パワー全開。
 
健康って、薬だけでは守られなく、楽しく運動し、五体を動かし、経絡を通じて、かえって五臓六腑によい影響を与えることも重要だろうと実感しています。
  
これは、自然な規則です。身体は理屈のために作られたものではなく、
素朴なものです。五臓が五体を主るだけではなく、
かえって五体も五臓に影響するはずです。
一方通行は自然なものではないと気がするのです。

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花粉症の恐ろしさ

 以前、花粉症の体質の一つにTh2リンパ球が過剰に反応することを紹介しました。
   Th2
の過剰反応の状態では、身体の免疫機能を低下させ
 
ウイルス(HIVを含む)と細菌に感染する確率が高くまることが報告されています。
 
Th2Th1を抑制するといわれています。
 中医学からみると、花粉症は脾腎の虚損と痰湿停滞によって生じる病気です。
痰湿を除去しながら、肺脾腎を補わなければ花粉症は治らならなく、
片一方で治療すると、効かないよりも悪くなるということです。
このTh2Th1を抑制するアレルギー体質が改善されなければ、他の真菌、ウィルスなどにも感染されやすくなる恐れがあるそうです。 
漢方薬が高いから、治療しない方が多いようです。
自分の人生のために投資すべきと考得ています。

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ようやく「春の気」がやっときた

ようやく「春の気」がやっときた。今年の春の特徴は、
気温が上がらず寒い日が続き、
発散の性質をもっている陽気がなかなか来ませんでした。
今日はようやく気温が20度くらいまで高くなり暖かな風が吹き、
春を告げる陽気が訪れたようで
身体の陽気も上昇や発散を始めたように感じます。
急激な陽気の変化は、
目眩・目の充血や痒み・呼吸が荒くなる・頭がぼんやりする
皮膚が痒い・睡眠が安定せず眠っても疲れが取れない
いらいらしやすく怒りっぽい・気持が落ち着かずソワソワする・・などなどです。
これらの症状は春の訪れによる反応で「自分が健康な人」でも体調に変化が見られます。
 このような反応が強く表れる人ほど脾肺腎の虚損の状態がひどく、
 
花粉症やアレルギー反応が生じやすくなります。ご参考まで

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免疫力を高めるという表現について

 
免疫とは
身体が自己と非自己を認識し、抗原異物を除去する生理的反応で
免疫反応には二面性があります。
正常の状態では、「身体の保護、疾病の防治」という働きで
異常の状態では、過剰と低下という状態です。
 
① 過剰の場合、「身体に損害を与え、疾病を誘発する」という身体にとって悪い働きになります。
 
② 低下の場合、ウイルス(エイズHIVなど)の感染率が高くなり、癌などの疾患が発生しやすくなります。
 
一般に「免疫力を高める」という治療方法は、免疫力低下の病態にしか適応しません。
 
私は、アレルギー疾患の治療の際によく耳にする
「免疫力を高める」という表現を
「免疫システムを正常化にする」
という表現で理解すべきと考えています。

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在日華人の花粉症の状況

 

 在日華人では、花粉症にかかる方が多いようです。相談も多いです。 
 
 大体、二、三年間日本にいると、花粉症にかかる人が多いようです。
 
 なぜですか。
 過労及びストレスと関係する可能性が高いかもしれません。
 過労は肺脾腎の虚損、ストレスは肝鬱気滞を引き起こします。根治することが重要です。
 
 多くの体験者は、通竅の効果が非常に良いそうです。
 
 皆さんの健康に役立つことで嬉しいですね。

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今日の臨床講座

  今日は、肺脹について講義を行いました。 
哮証との鑑別診断要点、鑑別目的をまず紹介しました。

脹を診断する場合
肺脹の治療方針を守ってなければならない理由
風寒か、風熱が侵襲し発作を誘発する場合に、
解表剤を使ってよいかどうか
?
肺脹の肺脾腎の虚損に対しての治療方法の特点などを検討しました。


 中医学が本当に深く、深く勉強しなければ、
 自分の欠点が分からないかもしれんませんね。頑張りますよ。

 

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お腹が痛くなりやすくて下利を起こしやすいのはなぜ?

お腹が痛くなりやすくて下利を起こしやすいのはなぜ?
 
ある中学生、よく腹痛を訴えます。
例えばバナナと牛乳、食後、給食の後に多く急に腹痛下痢、
風邪のような症状を訴えます。
 
焦三仙、補精源、柴胡疏肝散、銀翹散、正露丸などを使って
症状は緩和しますが、繰り返すので悩んでいます。
ある日、腹痛が生じたとき通竅を進められ2粒を
噛み砕いて飲んでみました。
その後腹痛は落ち着き腹痛や下痢を起こす回数が減少しました。 
新しい中西医結合理論から考えると、胃腸の粘膜に常に感作陽性があり、食事の内容によってアレルギー反応が発生するのです。 
脾腎虚損の状態では痰湿が生じやすく、冷たいものや寒性の食物で
胃の和降作用と脾の運化作用を弱まらせ、
水穀精微が直接大腸に入ると考えられています。 
臨床では、下利を起こしやすい患者に今までの弁証方法では
治療効果が
それ程得られない場合、
抗アレルギーの方法を試す価値があると考えます。
参考まで

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3月28日の臨床講座

 

 お陰さまで、臨床講座は三年目に入りました。心から感謝しております。 
今年から、もっと皆さんの勉強に役立つように講座の方法を
少し変えようと考えています。
 
変更の部分:
1、資料を講座の前に受講者に送ります
事前に予習でき、問題回答要点を事前に準備でき、
効率がアップできればと思っています。
2、関連症例を送ります
弁証の要点を深く理解するために、
症例では、主訴も、現病歴も分けていません。
自分の判断で、肺脹か、哮証か、喘証か、咳嗽かを見分けます。
また、病理性質は虚か、実か、病邪の性質は寒か、熱か等を判断する。
 肺脹と哮証・喘証等の関係、鑑別診断を正確に理解することが、
直接に治療方針に関与します。
誤り治療を犯さないようにまず判断能力を高めることが重要です。

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