孔子聖人の学習原則の一つ


 

 「孔子読本」(作者は湯恩佳先生 朱仁夫先生)という本では、
孔子の成長、考え方、人生観などを詳しく紹介される素晴らしい本です。 
この中では、「学而不思則罔、思而不学則殆」という学習原則が
書かれていました。これは多分孔子が弟子たちを教育する原則だと思います。
この言葉を日本語で訳すならこうなると思います→
「学びて思はざれば則ち
(くら) し、思ひて学ばざれば則ち (あやう) し」です。 
孔子は三千人の弟子の中で、七十二人の弟子だけが評価され、
七十二賢人といわれています。
この七十二賢人が孔子聖人の考え方を自ら積極的に吸収し
一生懸命に努力した結果として、評価されて、賢人と呼ばれたと思います。
中医学の世界では、弟子としていつも謙虚の気持ちで勉強すること、
いつも相手の健康に役立つという理念を忘れず努力すれば、
七十二賢人に近づくだろうと思います。

About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
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