急に寒くったことを対応

今日の東京の気温は、14℃か、3月下旬ころの気温に逆戻りで肌寒いです。
急に気温が降下したため、身体の防衛担当である「衛気(えき)」が相当にダメージを受ける可能性があります。感冒の他に喘息やアレルギーなどの持病を持つ方は、病状を悪化させる可能性がありますので注意が必要です。
予防するためには、まず寒気を体に入らせないよう襟元、袖口、足首などを保温しましょう。女性に多い素足は今日はダメです。そして体に入った寒気は早く外に追い出さなければなりません。最も手軽な方法として一大ブームになったショウガの出番です。
作り方は、大きさが10円玉2個分程度で、厚みが10円玉5枚分程度の生姜をマグカップに入れ、砂糖(あれば黒砂糖)と湯を八分目くらいまで注ぎます。それを30秒ほどレンジで加熱し、熱いうちに飲みます。飲んだ後に体がポカポカして、少し汗をかいたらもっと良いですね。簡単ですが、中医学の最も基本的な方法です
しかしこのショウガ湯が合わない方もいますので、飲む前に舌を鏡で見てみましょう。舌の色が赤い、舌面に黄色い苔がある、黄色い痰がでる、喉が渇く場合はやめましょう。

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干潟の臭いにアレルゲンがある?

昨日、谷津のバラ園にバラを見に行きました。谷津干潟の傍の道を散歩して非常に楽しかったですが、干潟の特々な匂に嫌です。
昨日の夜に、喉が痒く、疲れる感じが強いが、中々寝られなかったです。今朝にクシャミが出てしまい、アレルギーかに気がしたので、早くアレルギーを治療する漢方を服用して、症状が治まったのです。このことから、その近くに住んでいる方々では、急に疲れ、眠いが寝られないなどの症状が出た場合、アレルギーの可能性があり、この特々な匂は中医学の「異気」に相当し、肺脾腎を補いながら痰湿を駆除するという治療が必要と考えています


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舌の割れは陰虚だけ?

中医学では、舌の表面に傷のような割れがみられる舌象を「裂紋(れつもん)」といいます。主に体に陰気の不足を反映する特徴的な症状です。
ところが、湿熱気滞の場合にも裂紋が見られます。
先日、継続して漢方薬を服用されている患者さんの舌面に裂紋が生じたため、「陰虚」と判断しそれまでの薬を変更し補陰薬を加えたところ、かえって症状が悪化したと、相談がありました。
このような相談は決して珍しくありません。誰にでも起こる診断の誤りです。
「一を聞いて十を知る」ではありませんが、一つの事象に対応するだけでは、誤治を招きます。

国際中医師アカデミーとうぎ先生の【中医学日記】
この舌の裂紋は湿熱の酷い状態を反映するものです。
補陰薬を使用してはならないです。

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不妊症に悩む女性の身近なアドバイザーとして役立ちたい

国際中医師アカデミーのお申し込み時に、夢を記入して頂く箇所を設けています。当初、記入してくださる方はそれほどいないと思っていましたが、実は多くの方が夢を記入してくださいます。
今日も「不妊症に悩む女性の身近なアドバイザーとして役立ちたい。赤ちゃんを授かったたくさんの女性の笑顔を作りたい。身近な人たちをはじめたくさんの方が健康に過ごせるよう癒しを与えられるアドバイザーとなりたい」と、いう夢を読むと暖かな気持ちになります。
不妊症は最近ではますます増えています。
理由は其々ありますが、中医学では、不妊症の治療する場合は、まず実証と虚証、熱証と寒証を正確に鑑別することにあります。例えば、腎虚という原因が多いといわれていますが、陰虚と陽虚の鑑別ができなければうまく治療できません(腎陽虚と腎陰虚への方剤はかなり違います)。
従って、効果的に不妊症を治療するポイントは、①弁証力 ②方剤の加減の力にあります。この二つの能力を身に着けるために、基本から漢方を学び夢を実現して頂きたいと思います。


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お昼の眠気を打破 補脾

香港行政府主催のセミナーが、ホテルニューオータニで開催されましたので、参加してきました。
大変、活気のあるセミナーで、勉強になりました。午後からは分科会があり、パネリストによる講演を聴講しました。会場を見渡すとランチの後のせいでしょうか、あちらこちらで睡魔と闘う人がいました。
中医学で、飲食物の消化吸収と栄養物質を運ぶ働きは脾によるものです。脾の働きが弱まると(脾虚)食後にだるくて眠くなり、特に手足が重だるい感じは顕著です。体が疲れやすく元気がありませんので活動も鈍くなりがちです。脾虚による「睡魔」はコーヒーで中々解決できません。これから、梅雨の季節を迎え、湿度が高くなると「脾」は真っ先に影響を受けます。
お昼の眠気を打破する要点は脾虚を改善することにあるのです。脾を補う漢方薬は種類も多く、脾虚の状態を正確に判断した上に補脾薬を選びましょう

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マイコプラズマに感染

この数日、夜間の咳が酷くなりました。普段は、あまり病院で受診することはありませんが、今回は弁証して薬を服用してもなかなか良くならなかったので、病院に行ってきました。

血液検査でマイコプラズマの感染と言われ、薬を処方して頂きました。しかし私は、少し不満です。先生は病気について何も説明してくれず、また注意点も説明してくれませんでした。医師にとっては日常的な病気かもしれませんが、もう少し丁寧に対応して頂けないものなのでしょうか。

それはさて置いて、今回の咳は難しいものでした。いろいろ試しましたが咳は収まらなかったので、中西医結合の観点から、もっと勉強しなければならないと痛感しました。勉強、勉強。

マイコプラズマの中医弁証論治の経験をお持ちの方、是非ご教授ください。



国際中医師アカデミーとうぎ先生の【中医学日記】

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1000年後には、子供がゼロに? 効果的に漢方を活かそう!

今日の日本経済新聞に「1000年後には、子供がゼロに?」という見出しの記事が掲載されていました。
出生率の低下を1000年後のことまで責任は持てませんが、かと言って安穏としてはいられません。出産しない理由はいろいろありますが、妊娠出産を望んでも叶わない現状もあります。
今までの経験ですが、男女を問わず検査は正常であるのに妊娠しないケースが多くありました。中医学の黄帝内経では、ホルモンの分泌が最もよくなる年齢は、女性の場合は21歳~28歳前後、男性では24歳~32歳前後としており、この頃が妊娠出産の適齢期と考えられています。中医学は妊娠出産に必要な気血を増し、腎の力を強めることで、妊娠出産の適齢期であっても妊娠できず、また検査結果も正常な場合に大変役に立つと思います。
産婦人科に通院するのは、特に女性にとって体と心の負担が大きくなる傾向があり、気血と腎精を消耗する原因としても考えられます。個々の状態に合わせた漢方薬を上手に使って頂きたいと思います。


国際中医師アカデミーとうぎ先生の【中医学日記】

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八味地黄丸で頻尿?

薦められた八味地黄丸を服用して体調が悪くなった方から電話で相談がありました。
60代の男性の方は夜間の頻尿が酷くなり、排尿時にすっきりしないので病院が薬局かはわかりませんが、相談の上、八味地黄丸の服用を始めたそうです。服用初めてから間もなく口渇があり2週間ほど服用しても全く効果がなかったそうです。電話でしたので詳しくはわかりませんが、少なくとも本人の自覚によれば、手足はいつもほてりがあり、舌はいつも赤いそうです。
このことから八味地黄丸の服用は明らかに誤った判断でしたので、直ぐに服用をやめるように伝えました。
これは基本的な誤りによるもので、漢方薬を扱う立場の方にあってはならない誤りです。八味地黄丸(八味丸)は腎陽虚に属する体質の頻尿、前立腺肥大、夜尿症を治療する漢方薬です。少なくとも手足の冷え、口渇のないなどを確認できなければ、八味丸を選ぶべきではないと思います。

漢方を学ぼう!効果的に漢方を活かそう!

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海老の塩麹炒め ベストマッチ

昨日は、「GWの後遺症」と題してブログを書きましたが、私もこのところ、毎日多忙で少々疲れています。
いつもランチを頂くお店の今日のメニューは「エビの塩麹炒め」でした。
エビは、補腎効果の高い食材です。また塩麹は、最近人気の調味料なんだそうですが、塩が腎臓に入り、補腎の生薬と組み合わせると補腎効果が高まります。日本ではあまり知られていませんが、補腎の漢方薬を大きな丸剤に作った「蝋皮丸」を服用する際には、湯に少量の塩を混ぜて内服するのはそのためです。このことから、今日のランチのエビと塩麹は、ベストマッチです!


国際中医師アカデミーとうぎ先生の【中医学日記】

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GWの後遺症を乗り越えましょう

GWが終わりましたね。
普段の生活リズムが変わってしまい、休み明けは仕事モードになれませんね。
中医学では、長い間座り続けたり、横になりすぎると気滞が生じやすくなり、また活動が過ぎると気を傷耗するなどの「後遺症」が残っていると考えています。長い休みを上手に過ごすコツは陰陽のバランスをとることにあります。気滞が生じる方は軽く運動して気を動かしてください。気を傷耗した方は今日早く寝ましょう。



漢方を活かそう!! 

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