国際中医師アカデミーのお申し込み時に、夢を記入して頂く箇所を設けています。当初、記入してくださる方はそれほどいないと思っていましたが、実は多くの方が夢を記入してくださいます。
今日も「不妊症に悩む女性の身近なアドバイザーとして役立ちたい。赤ちゃんを授かったたくさんの女性の笑顔を作りたい。身近な人たちをはじめたくさんの方が健康に過ごせるよう癒しを与えられるアドバイザーとなりたい」と、いう夢を読むと暖かな気持ちになります。
不妊症は最近ではますます増えています。
理由は其々ありますが、中医学では、不妊症の治療する場合は、まず実証と虚証、熱証と寒証を正確に鑑別することにあります。例えば、腎虚という原因が多いといわれていますが、陰虚と陽虚の鑑別ができなければうまく治療できません(腎陽虚と腎陰虚への方剤はかなり違います)。
従って、効果的に不妊症を治療するポイントは、①弁証力 ②方剤の加減の力にあります。この二つの能力を身に着けるために、基本から漢方を学び夢を実現して頂きたいと思います。