本当の国際中医師になるには2

1、分からないなら、謙虚で勉強しようという雰囲気が必要だと思われます。
 中医学のレベルは勉強年数と比例しないことを理解してもらいたいです。この考え方は非常に良くなく、自分の成長の道を閉じさせる恐れがあると思われます。
 勉強の年数が長くても、ミスが多いが、これは反省する財産として考えたほうがいいと思います。
2、繰り返し勉強の必要を理解すること
 ある尊敬する先生からの話です。中医学の勉強をスープ作りのように説明する。
一回目煮たスープの味、二回目の味……がそれぞれ違うのです。ということで、同じ内容を勉強しても、毎回の感想も、理解度も違います。其々の角度から理解でき、自分の欠点がより分かり、より深く弁証しようという意識が強くなると思われます。
例えば、便秘への治療では、同じ実証でも腸胃承気湯と麻子仁丸はどう区別して活かすか。この問題を解決するために、繰り返し便秘に関する内容を勉強する必要がある。
同じ大黄があっても、急下と緩下の意味をまず理解することが大切である。
問題視を持つこと、温故知新であることを大切にすれば、本当の国際中医師の素質を自然に育つことが出来ます。

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本当の国際中医師になるには1

生きている臨床力を身につけるために
 ① 勉強の目標をはっきりする→治癒率の向上、皆さんの健康に役立つことです。
②学術の交流が必要です 
ある薬の販売のためのイベントではなく、診断力のアップ、皆さんが学術の交流活動を通じて共に成長すること
③強者にとって自分が足りないことを常に気がつく
この環境作りに努力し続けるのが大切です。
④レベルの高い臨床研修
生の模範的な弁証論治の方法を理解することは、弁証論治のレベルアップ及び自分の不足を深く見つけることに欠かせない重要なステージです。生きている臨床力を持つこそ、治癒率が高められる唯一な道でしょうか。
来年の臨床研修をもっと上手く良くするように手伝いさせていただきます。

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国際中医師試験の目的

 国際中医師試験をすでに五回行いました。
試験の目的は試験の準備を通じてより深く広く中医学が勉強でき、将来自分の中医学の臨床力をアップするためと考えています。試験対策の講座を実施するのです。
 結果として日本の国民にとって一番良いと判断しています。
 日本では、中医薬学会連合会の試験をクリアできるなら、合格者のレベルが保障できるというシステムを構築したいと思います。
このために、試験対策講座に問題を解釈するだけでなく、中医学の奥深さなどを感じさせ、合格後より多くの患者を治すためにもっと中医学を深く理解しようという素質を育つ必要と考えています。
患者のため、謙虚かつ努力をし続ける国際中医師は日本に多ければ多いほど嬉しく思っています。

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胃痛の臨床講座

今日は午後1時から5時まで、胃脘痛の講座を行いました。
 胃脘痛と腹痛とはどっちが酷いか、どう違うか
 寒邪客胃の特徴は痛みの発生、痛みの程度、伴う症状から判断する用法
 情志不随の意味は何か、確認の必要性、肝胃欝熱との鑑別、
 柴胡疏肝散の代用処方などをまず検討した。
 暴飲暴食の意味は何か、問診のポイントがどこにあるか、保和丸の代用方法、冠元顆粒の活かし方などを一緒に検討した。
分かってもだめだよということで、臨床ではきちんと問診して病気の性質、酷さ、部位、また何かの複雑状況になっているかを診断するために、積極に問診する必要性について努力しなければならないと認識しました。
これから、臨床医講座のついて不定期的に報告します。

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抑肝散の報告から中医学の未来をみる6

腎精不足の方に抑肝散を服用すると、次のような副作用が見られるでしょう:
腎虚の特徴として、頻尿と座りたいことです。
頻尿のこと
尿の回数が多く、毎回尿の回数が少ない。切れが悪い。疲れると頻尿が悪化する。酷くなると排尿時に尿痛、違和感、詰まるという感じ、もっと酷くなると排尿困難、尿の貯留の状態で導尿を行わなければならないと思われます。
座りたいこと
 疲れやすく、電車に乗った時座りたいことが多い、ずっと立つと腰或いは脹脛が重たく、張るような感じです。酷くなると下半身は重くてだるく、腰をまっすぐに座るとすぐ疲れるなどの症状が出てくる。
もっと酷くなると、記憶力の低下、反応が鈍くなる、息切れ(腎不納気)などの症状が出てくる。
以上の症状がある場合に、単独に抑肝散を服用していけないです。国際中医師と医療人としてこのミスを犯していけないという責任を持つべきだろうと思います。

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八綱弁証の発想の理解

 薬或いはサプリメントはブームの波に乗って次々登場し、また暫く経って市場からその姿が消えてしまいます。このような現象がシーズンの変化するように出たり、消えたりしているように相次いでいます。
方法として、ブームの波を作り、健康の話題から、有名人或いは信頼できそうな施設で研究された研究成果を発表し、その情報の中で、ある生薬、植物に含まれる成分或いはその働きを含まれます。まず、皆様に信じてもらえば、あの期待できそうな成分の入っている商品が市場に投入し、ブームの波に乗ってしまうようケースが殆ど見たいです。
服用者では、効かない人もいれば、効く人もいる。なぜでしょうか。体質にあうなら効く、返って効かない或いは悪くなることを理解する人も多くなっています。また病気のメカニズムが違うことにより、効かない或いは反って悪くなることも考えられます。
中医学での治療原則の1つは八綱弁証です。病気の部位を表か裏かとして分けて、性質を実か虚か、熱か寒かを分類して、病気の複雑性を正確に判断できるための診断方法です。
なぜ、八綱の弁証をしなければなりませんかというと、病気の性質と部位により、治療方法、投与薬の種類などが代わることにあります。
薬も同様に表か裏かの病気を治療するか、補うか、動かすか、冷ますか、暖めるかなどで分類されています。
苦瓜は清熱の効能を持つ野菜で、冷え性、気虚の体質に合わないです。
八綱弁証の考え方の基本→各々の体質と病気の特徴に対して根本の治療をしなければ治すことができないこと、体質のことと病気の複雑性のことを知らずにサプリメントを期待することで、副作用が出てくる可能性が高いということ、1つの成分或いは薬で健康を守る考えが自然な規則に違反することを、者に分かるように頑張りたいです。八綱弁証の方法を活かして、皆さんの健康に役立ちたいです。

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抑肝散の報告から中医学の未来をみる3

 十数年前、慢性肝炎ならすべて小柴胡湯を投与する時代でした。患者さんは小柴胡湯を信頼して、小柴胡湯への期待の中で、慢性肝炎の患者たちは小柴胡湯を長期間で服用し続いたそうです。
ところが、小柴胡湯の副作用→間質性肺炎で、何人の患者がなくなった情報が発表され、小柴胡湯への信頼だけではなく、すべての漢方薬を否定する風が相当に吹いていました。
 漢方の使い方の問題に全く触れず、小柴胡湯(漢方も含めて)は死なせるほどの副作用があるだけで理解されたので、小柴胡湯の怖い副作用があるから、処方箋から外されるだけという処理で終わったという記憶に新しいです。
この事件は、皆さんは漢方に対する信頼が著しく低下し、真面目に中医学の原則に従って、仕事をしているメーカ、漢方薬局などにも多大の傷がつかれました。
 中医学を皆さんの健康に役立たせる大前提は弁証論です。弁証論治の原則を知らずに西洋医学的に漢方処方を扱っていけないです。
 ある漢方薬を販売するために、中医学の原則を違反するすべての活動は消費者或いは患者に嘘つくことになり、このように消費者を翻弄するやり方は許さないと思います。

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五輪開催中の北京3

今日は世界中医薬学会聯合会を訪問しました。日本において、中医学の発展、国際中医師の養成などについて意見を交換しました。
中医学学会連合会(日本)に対してどういう風に応援するか、国際中医師の養成というルールなどについて話し合いました。
 日本での中医学の発展のため、協力しあい頑張りましょうことです。
 北京は素晴らしい発展、国民の質の向上などに強く印象を受けました。北京に対する悪い印象はタクシーへの制限制度です。
いろいろなところで、客を乗せていけないことです。タクシーへの利用者にとって非常に不便です。数人のタクシー運転手と話し合いました。結論はこの制度を作る人はタクシーを乗ったことがないこと、客の利便性を考えていないこと、北京と中国に対してマイナス印象が大きいです。この中で、宝辰ホテルの周りに悪いタクシー運転手が何人いるので、気をつけていただきたいです。
北京の責任者に注意してもらいたいと思います。利用者の利便性と交通の管理の間でバランスよい制度を作っていただければいいかなとお願いしたいです(何で垣基中心と中糧広場の間で客を乗せていけないのか)。
写真1:
賀先生と一緒にとった写真です
P1010255.JPG
写真2:
非常に優しい運転手王さんです。北京のタクシー運転手は全部王さんのようになれれば、北京の人気がもっと向上すると思われますよ。
P1010254.JPG

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抑肝散の報告から中医学の未来をみる2

抑肝散は肝陽上亢のタイプに適応する方剤です。
肝陽上亢の臨床の特徴:
1、舌診;紅舌、黄苔、
2、脈診:弦数、弦
3、症状の特徴:怒りっぽく、胸脇脹満、食欲の低下、決定力の低下、方向性の記憶力が低下、攻撃的な表現が多くみられる。口渇、冷たい水を飲みたがるなどです。
三つの症状群の症状が揃えれば、抑肝散を投与できます。
腎虚の患者で、興奮の症状、記憶力の低下、怒りっぽく、ほてりなどの症状があっても抑肝散を服用していけないです。
 虚実を鑑別せず、腎虚の患者に抑肝散を投与すると、一時的に症状が改善するものの、結局副作用が多く出てくるだろうと思われます。例えば、記憶力は更に悪くなり、体がますます弱くなり、腎虚の症状がますます進行するなどです。

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抑肝散の報告から中医学の未来を見る1

 抑肝散が認知症の周辺症状を改善するという報告が発表されたそうです(NHKの番組)。
本当にそうですか
良かったですね、これから認知症の治療薬があるからもう安心できる
ありえないことでしょう。
10年前の小柴胡湯事件を発生する前の状況に似ているように思えます
などなどで周りにこのような声が耳に入っています。
まず中医学の弁証論治の原則から見ると、一種類の薬で一つの病気を治療することを考えられません。
認知症の興奮状態の症状にでも、ほかの症状にでも、一つの症状は必ずしも一つのメカニズムではないことをぜひ理解しています。
 痛みなら、ブロックをすればという方法があるが、中医学はこのような考え方はありません。なぜならというと痛みのメカニズムは夫々あるから、熱か、寒か、気滞か、瘀血か、失養かなどで、一種類の薬で痛みを治療するはずはないということです。
 中医学の考え方で作られた薬に対して西洋医学の解釈を行いたいなら、中医学のルールに従ってやるべきだと思います。
本題に戻りますが、中医学では認知症の原因は少なくとも二つ挙げられる:
 1、腎精不足→骨髄の減少→脳髄不充:虚証に属します。
 2、脳髄の量が少なくないが、精気の流れが障害する。実証に属します。
 抑肝散は実証に属しますので、虚証に使うと、病気がますます酷くなると思われます。従って、まず認知症の実証のメカニズムを解明する実験の上で、次に抑抑肝散の効能効果を確認する実験をするなら、更に現実に近いデーターが得られる可も知れません。

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