国際中医師試験 30分で完了する

国際中医師試験について問い合わせ多く頂きますが、時々問い合わせ内容でびっくりさせられることがあります。
別の会で不合格になった方で、お話しの中で試験開始から30分で完了し席を立つ人を見て、自分は半分も終わっていなかったため、かなりショックを受けたそうです。
この話を聞き、日本中医薬連合会の能美先生のことを思い出しました。彼はどんな試験も30分で席を立つと決めているそうです。
これは、単純な時間の問題ではなく、それほどしっかり勉強を積み重ねている証拠になります。国際中医師試験では、30分間に100問の問題を解答し素晴らしい成績を収め、そして相談活動に役立てていることは、本当に素晴らしいと思っています。試験に合格することは、一つの目標ですが、勉強した結果を病気に悩む方のために役立てられるのは、謙虚に学ぶ姿勢を持ち続ける人柄だと感じています。


能美恵壽堂薬局
http://www.iwami.or.jp/nomi-66/

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私の好きな民話

私がとても気に入っている民話を紹介します。
大きな狼が羊を襲い、羊は一所懸命に狼の襲撃から逃げ延び、とうとう山頂まで追い詰められました。
狼はもうそこまでやってきています。
羊は大きな叫び声をあげます。「誰か助けて!!食べられちゃうよ!!」
その叫び声は、まず牛に届きましたが、牛は聞こえないふりをしてその場を去りました。
次に、馬、ロバなども同じように逃げました。
そして最後に叫び声を聞いた犬は、果敢にも狼に襲いかかり、狼は逃げていきました。
その夜、羊が助かったお祝いに、動物たちが集まりました。
その場を立ち去った牛や馬など達は、口々に「自分だったら犬よりもっとうまく襲いかかれたよ」と、自慢げに話をしています。
犬は、その話をただじっと聞いているだけでした。
犬の人格を学ぶべきではないでしょうか。


国際中医師アカデミーとうぎ先生の【中医学日記】

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まだまだ続く花粉症!

花粉の飛散がまだ続いています。花粉症の原因は花粉だけを考える方が多いようですが、花粉症を発症することなく過ごす方もたくさんいます。

中医学の最前線での研究で、花粉の他に、免疫のアンバランスとも関与し、その内部の原因は「肺脾腎の不足」、「痰湿」(元気のない・汚れて不要な水)が溜まっていることが指摘されています。

中医学での花粉症の治療は、肺脾腎の機能を回復させ、痰湿を取り除くことで、花粉症の根本治療に繋がります。

当然、漢方薬の服用は、もちろん、体質と症状によって用いる薬は異なりますのでしっかり相談のできる薬局が安心です。

いつも交流させて頂いているお二人の先生を紹介します。



すずらん薬局 松井先生

http://www.pharmacy-suzuran.com/


林薬局 高田先生

http://riepyonhokensitu.cool.ne.jp/page/gaiyou/gaiyou.shtml



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中曽根康弘元首相の「転換への挑戦」

 

産経新聞「転換への挑戦」中曽根康弘元首相のコラムが掲載されていました。

記事の中に、「今の国会議員に昔のような躍動力がなく、未知の世界に果敢に挑戦していく気概が薄い。」という心に残る一文がありました。

中医学では五臓に其々「志」があり、思考力は脾に、決断し挑戦する力は肝胆にあります。その為、政治の情勢を正確に読みとり、尚且つ分析し行動に移す「挑戦力」は、脾と肝胆の健康状態に強く関与すると考えられます。

中曽根康弘元首相の「気概」を濃くするために脾と肝胆の力を強め、また脾と肝の関係を調和する必要があると思います。そして五臓すべてが健全に働くことで、健康でよい仕事ができます。

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理事の交流 中西医結合情報


先週の土曜日、日本中医薬連合会の理事会を開きました。

今回は、中西医結合に関する情報をホームページに紹介することで意見が一致しました。

世界中医薬学会聯合会が提供する「世界中医薬」に掲載されている雑誌から、日本の医療環境を考慮しながら役立つ内容を抜粋して少しずつ掲載したいと考えています。

中国と日本の中医医療の環境は大きく異なり、日本で使用できる中薬も限界があります。
その中で弁証論治の考え方や方剤の参考になるような論文を選ぶ作業はなかなか大変ですが、みなさんの参考になればうれしく思います。この様な情報を活用する前提は、やはり、基礎的な中医理論を身につけなければ「ものまね」で終わってしまいます。


日本中医薬連合会 https://www.sekaichuiyaku.org/index.html

国際中医師アカデミーとうぎ先生の【中医学日記】

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菊花 春の宝2

何故菊花はこのような効能を持っているでしょうか?

春の気は昇りながら発散する特徴があります。肝は全身に元気が滞りなく流れるように働いています。

特に肝は春の季節に合わせて、さらに肝の陽気を上昇させながら発散させます。
この働きがうまく機能しないと元気の流れを管理することができずに、イライラしやすい、集中力が低下する、眠い、などの症状が起きます。
菊花は上昇と発散の機能を回復を促し、気持ちを緩やかにさせます。
3~4月は、卒業や入学、仕事が始まるなど環境が変わる季節ですから、菊花を利用して緊張をほぐし、新たな環境に慣れましょう。



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養命酒で養命する?

養命酒で養命する?
「女性は7の倍数で、男性は8の倍数で変化する・・」と、黄帝内経から引用した養命酒CMが流れています。
黄帝内経は中国最古の医学書で、この中には体の変化をもう少し詳しく記しています。
例えば、女性の場合、35歳で陽明脈が衰え始め、顔の色艶がなくなり髪が抜け始める。
42歳で三陽の経脈が上半身で衰え、顔に疲労感が現れ、白髪見え始める。
49歳で任脈が虚し太衝脈も衰え天癸は枯れる。月経が終わり体型が崩れる。
などなど・・
加齢で見られる外見の変化(老化の現象)は、古来も今もそれほど変わらないが、その老化の原因は色々あります。

もし、これより早く変化がみられたら、それは無理をし過ぎているかもしれませんので、体調管理を見直した方がよいです。



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怒る!漢方薬の使う方2

漢方処方を見せてもらい、何をどれだけ飲んだらよいかアドバイスをさせてもらいました。
彼女に話を聞くと、?血と水湿を反映する症状がないと判断しました。
そこで、桂枝茯苓丸の服用を中止してもらい、消風散と黄連解毒湯の服用量を其々半分に減らし、六味丸を1包一緒に服用するように伝えました。
3日後、湿疹は随分落ち着いてきました。
この例は、中医学の弁証の原則に従えば、漢方処方箋の薬でも服用量を工夫し、漢方薬の効果を引き出すことができます!


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国際中医師アカデミーとうぎ先生の【中医学日記】-治療変更前
漢方服用を指導する前

国際中医師アカデミーとうぎ先生の【中医学日記】-治療変更後

漢方服用を指導した後

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「お山」の大将 学生時代の苦い経験

中医薬大学3年生の時でした。
5~6人のグループで臨床実習を行います。
実習が始まる前には、クラスメートとよく医基礎論や中医診断学などについて議論し合い、担当先生にも教えて頂くことが多く理論では自信満々でしたので、臨床実習では絶対にトップの成績でみんなに見せようと思いました。
実習初日、担当先生が頭痛の患者さんの症状の解釈を中心とした質問を実習生に投げかけました。
質問の最初は、まず虚証か実証かを鑑別するために患者に何かを聞くべきかという質問でした。一瞬、私は頭が真っ白になり、何をどう聞くべきか聞く順番は何か、全く整理できなくなり、この質問に即答できず強くショックを受けました。
この経験で、本を読んで理解することと実際の治療でまず確認しなければならないことを、記憶した知識から引き出すことの難しさを痛感しました。来日して、中医学の講義中にも受講生には知識があるものの、質問を投げかけるとやはり、答えられないケースがしばしばあり、治療に結びつける難しさがあります。
この経験を漢方の学習に生かすため、国際中医師アカデミーではプログラムを改善しながら更に充実させなければならないと日々頑張っています。


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怒る!漢方薬の間違った使い方

いつもランチでお世話になるグランドプリンスホテル新高輪「桃李」で働くお嬢さんは、最近湿疹で悩
み、自宅のそばの内科医で診察してもらい漢方薬が処方されたそうです。

処方された漢方薬を見せてもらい、つい怒りがこみ上げた!!

漢方による治療方針を全く無視して、効能書きで選んだ薬を4種類、何の加減もせず服用させるのは、あまりにひどい。

あくまで漢方薬の選択は、効能書きだけに頼るのは誤り治療の原因の一つです。

正しく効果的に漢方処方を使用する前提は中医学の理論の学習にあることを理解していただきたいものです。




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国際中医師アカデミーとうぎ先生の【中医学日記】

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