菊花 春の宝2


何故菊花はこのような効能を持っているでしょうか?

春の気は昇りながら発散する特徴があります。肝は全身に元気が滞りなく流れるように働いています。

特に肝は春の季節に合わせて、さらに肝の陽気を上昇させながら発散させます。
この働きがうまく機能しないと元気の流れを管理することができずに、イライラしやすい、集中力が低下する、眠い、などの症状が起きます。
菊花は上昇と発散の機能を回復を促し、気持ちを緩やかにさせます。
3~4月は、卒業や入学、仕事が始まるなど環境が変わる季節ですから、菊花を利用して緊張をほぐし、新たな環境に慣れましょう。



→漢方学ぶ 漢方活かそう←

About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
This entry was posted in ブログ. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)