Category Archives: 中医学アカデミー

花粉症の体質

以前、小青竜湯と花粉症のブログで、花粉症を起す体質には肺脾腎の虚損、痰湿停滞ということを紹介しました。 ここで、肺脾腎の虚損という意味について紹介したいと思います。 肺脾腎の虚損は、先天の精気が不足するとともに、痰湿が深 … Continue reading

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「水液の運化」と「水湿の運化」違いは?

中医学の専門書には、よく「水湿の運化」或は「水液の運化」という用語が用いられています。 同じ意味なのか、意味が違うのかを聞かれたことがあります。 結論から言いますと、同じ意味です。このような専門用語を正確に理解できずに、 … Continue reading

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卒業おめでとうございます。次は・・

昨年末から、アカデミーの卒業試験である「中医臨床総合課程試験」に合格し無事卒業された方達は、2013年5月に開催する国際中医師標準試験に参加されるために、猛勉強をされています。 昨年、得意な教科は早く学習を進め、苦手な教 … Continue reading

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花粉症の中医学による治療原則

花粉症の主症状はクシャミ、鼻づまり、鼻水が多いなどですが、体質により伴う症状が異なります 中医学では、症状の特徴及び伴う症状により、処方した内容を決定します。例えば、鼻水から見ると、透明で水のような場合と、黄色で濁ってい … Continue reading

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花粉症の元凶?

毎年、春の訪れと共に「花粉飛散情報」がニュース番組で伝えられます。 花粉症の方はもとより、そうでない方も「今年から発症するのでは・・?」と、気になってしまいます。 花粉症を発病させる原因は、もちろん「花粉」ですが、中医学 … Continue reading

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脳梗塞から認知症へ 父のこと4

複方丹参片と杞菊地黄丸を一緒に服用させた目的は、「補腎活血」です。 父は88歳になり、腎精不足、肝陽上亢の状態とともに、瘀血もあります。脈は上実下虚の病理状態を反映しています。 中医学で肝陽上亢の治療方法は比較的多く、診 … Continue reading

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脳梗塞から認知症 父のこと2

中国は春節を迎えていましたが、薬を手に入れる事ができたのは幸いでした。今回、父の治療に用いた薬は2種類で、複方丹参片(ふくほうたんじんへん)と杞菊地黄丸です。 服用一日目から、父の認知症の症状に変化が現れ、まずはっきりも … Continue reading

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脳梗塞から認知症 父のこと 1

2月6日の朝、私の父が脳梗塞で倒れ、病院に救急搬送されました。 当初、意識はありましたが、体を自由に動かすことができず、次第に意識不明になり混沌とした状態におちいりました。 急遽、帰国し病院に駆けつけましたが、この時既に … Continue reading

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冷え症5 坐骨神経痛と瘀血

テレビ朝日の番組で、北里東洋研究所の先生が紹介した坐骨神経痛による冷え症が印象に残りました。まず、冷え性による危険性は、足への血液供給が少なくなり足指などが壊死をおこし、最悪の場合は手術で切断せざるを得ないことです。 中 … Continue reading

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冷え症4 末端の冷え体幹は熱い。薬は?

四肢末端の冷えと体幹が熱い方は、ストレスの影響などから、陽気が閉じ込められて四肢に到達できず、四肢の冷えが起きます。治療薬は、四逆散(しぎゃくさん)で、柴胡・芍薬・枳実・甘草の4味で構成されており、日本の病院でも取り扱い … Continue reading

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