テレビ朝日の番組で、北里東洋研究所の先生が紹介した坐骨神経痛による冷え症が印象に残りました。まず、冷え性による危険性は、足への血液供給が少なくなり足指などが壊死をおこし、最悪の場合は手術で切断せざるを得ないことです。
中医学では、この病気を「脱疽(だっそ)」といいます。寒湿が血脈を阻害して、酷い瘀血を引き起こし、壊死が生じると考えています。
国際中医師試験では、「脱疽」に関する問題がよく出され、代表的な治療薬は「陽和湯(ようわとう)」を用います。陽和湯の構成生薬 は、熟地黄・麻黄・炮姜各・鹿角膠・白芥子・肉桂・生甘草です。陽和湯の構成生薬で興味深いところは、熟地黄と麻黄の配合にあります。このような病証についても国際中医師アカデミーでは、学習して頂いています。
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