口内炎 タイプが多い4 胃熱上炎 黄連解毒湯

  胃熱上炎(いねつじょうえん)とは、胃の熱が口へ上がっているという意味です。
  原因は辛子、ニンニク、マスタード、カレー、お酒などを取りすぎるなどが多いです。
  例えば、
  今日は、みんなで楽しく一杯お酒を飲んで、翌日に口内炎が出てしまい、
  四川料理の代表としたマーボ豆腐を美味しく食べてから、口内炎が出てしまい、
  
  などです。
  胃熱上炎の特徴は急に口内炎が出て、潰瘍のところがかなり痛く、
  歯茎も腫れてしまう、喉渇き、水が欲しがってたくさん飲みたい、
  便が硬く、便秘などです。
  胃熱を治療する漢方薬は「黄連解毒湯」です。
P1010158.JPG少林寺ショーの劇場
  

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口内炎 タイプが多く3 心腎不交 天王補心丹

P1010178.JPG
  心腎不交(しんじんふこう)という専門用語があまり聞いたことがない方は
  いると思いますが、
  心腎不交というのは、心は腎との交流がうまく行っていないという意味です。
  心はその熱を下へ腎を暖めて、腎は自分の「水」を上に上昇させ心の熱を抑えるという
   バランス関係を心腎既済(しんじんきさい)といいます。
   この関係が崩れてしまうと、心の熱がどんどん燃えてしまい、腎の「水」がどんどん少なくなるのは
   心腎不交の病理特徴です。
   症状の特徴
    熱が燃える症状;手のひらと足の裏に嫌な熱感、寝汗が多く、
    寝つきがわるく、口内炎が舌の先に集中
    
    水不足の症状:腰を中心として疲れ、小便の回数が多く、
    小便が黄色っぽく、口が渇く、水が欲しがります
   この以上の症状が現れる場合に、
   天王補心丹(てんのうほしんたん)を服用してよいということです。
   天王補心丹は心の燃えすぎる熱を冷ましながら、心腎の「水」を増やします。
   この水は普通の水ではなく、
   元気が入っている特別な水で、身体を潤し、冷やす働きを持っています。
  
  次回で 胃熱上炎について話したいです。
   P1010178.JPG北京の環境が段々よくなっているみたいですね
 

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口内炎 タイプが多い 2心脾両虚 帰脾湯

P1010145.JPG
  心脾両虚(しんぴりょうきょ)とは
  心血不足と脾気不足の病証ということです。
  
  特徴として、疲れた後、不眠の後に口内炎が酷くなることが多いです。
  また、ストレスの後に、口内炎が酷くなります。
  その原因は、考えすぎです。主に人に自分のことを思われるか、
  気に入られるか、人気があるか、嫌われるか、応援してくれるかなどを想像しながら、
  気にして仕方がない。
  また、Aさんのことを嫌う、嫉妬するか、自分よりよくなっているかなどが
  頭の中一杯で他の事を考える余裕がなくなり、体のエネルギーを
  一杯消耗します。
  心血虚の症状が、不安、夢がよく見る、朝に起きて元気がない、
  眠気があるか寝つきが悪いなどです。
  脾気虚の症状は 
  よくため息、全身だるい、疲れやすい、大便不暢(下利、残便感)などの症状です。
  女性の場合、生理が早まり、出血量が多い、生理が中々終わらないなどの特徴があります。
  男性の場合、早漏、中折れ、甚だしい時にインポの症状も見られます。
  
  治療では、帰脾湯(きひとう)を飲んだ方がよいと思われます。
  次に心腎不交というタイプについて口内炎を話したいです。
 
P1010145.JPG2010年に世界中医薬連合会秘書長 李振吉先生と
                                会食会議の前に記念写真

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口内炎 タイプが多い 1

P1020026.JPG  最近、このような相談がありました。
  
  口内炎が酷く、唇まで広がっているということです。
  漢方の治療を受けましたが、
  治らず、酷くなって本人が非常に苦しいということです。
  何かのいい方法があるかを聞かれていました。
  弁証ができなければ、方法はありません。
 
  なぜかというと、口内炎には、虚証もあれば、実証もあります。
  虚証に、心脾両虚、心腎不交が多いそうです。
  実証に、胃熱上炎、湿熱燻蒸が多いです。
  どっちなのかを判断しなければ、適切な治療ができません。
 
 次回で、心脾両虚について話したいです。
 P1020026.JPG
 遼寧中医薬大学では、エプソンのプリンだをよく使われています。

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日本中医薬連合会理事会  国際中医師

  今日は、日本中医薬連合会理事会を開きました。
  理事は本間さん、能見さん、二階堂さん、私です。
  理事会では、今までの会の運営について反省すること、
  これから会の運営の方向性について真剣に話し合いました。
  この会は日本で中医学が皆さんの健康に役立つために
  頑張って行きたいです。
  P1020247.JPG品川プリンスホテル四川飯店にて
  

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疲れのクマの治療 百会穴 足三里穴

P1020074.JPG 
  中医学では、針灸の治療効果を高めるために、
  弁証の力と刺すという腕(運鍼術という)が必要だと考えています。
  どっちが重要かというと、両者が比べれば、
  前者が90%、後者は10%の関係があります。
  弁証ができなかったら、針の力を発揮できませんということを意味するのです。
  クマの原因では、痰湿、?血、気滞などの原因もあれば、精気不足もあります。
  房労からのクマなら、督脈を中心にして、
  陽明胃経をサブとして治療をする方がよいということです。
  督脈では、百会穴で補陽し、陽気を上昇させるのです。
  陽明胃経では、後天を補うことを通じて、先天の精気を補うのです。
  足三里穴を補うことで、いいということです。
  瀉法は禁じです。
 
  ご参考まで
 P1020074.JPG薬湯の治療室の入り口
 

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疲れによるクマ 督脈との関係

  督脈(とくみゃく)は全身の陽気を集まるところです。
  脊髄を通って、大椎穴(だいついけつ)で
  色々な経絡と連接します。
  督脈は二つの枝があります。
  その中に一つは眼の真下に結びます。
  疲れる場合に、大量の陽気と精気が損傷されます。
  督脈にも影響をあたえます。
  陽気が足りなければ、陰気が散らさず、?血、痰湿などが
  寄ってきます。
  従って、疲れの後にクマがよく出てくるわけです。
  中医学では、この現象を過労といいます。
  過労は、性行為が多すぎる(房労ぼうろう)のに多く見れます。
  
  房労から早く回復させなければ、クマがずっと消えない
  恐れがあり、下瞼が浮腫んでくる可能性もあります。
  過労は美容の大敵です。
  次に 陽気不足に対して、ツボの選び方について
  話したいと思います。
P1020004.JPG
遼寧中医薬大学の中医康復センターのフロント
  

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養心の方法 気血の流れ 精気 メリットなし


  憂鬱が身体に非常に悪いということは、
  体の気の流れと血液の流れが悪くさせる原因として
  考えられます。
  また、体の精気(体の生命力の源)を損います。
  憂鬱の予防と治療の方法では、
  養心にあります。
  
  養心の原則の一つは
  失敗しても自分に対しても、他人に対しても
  責めないことです。
  せめても問題を解決できません。
  それに気血の流れに相当に悪い影響を与えることを考えると
  憂鬱のメリットがまったくありません。    
  
 jujubetree1.jpg未成熟のナツメの写真 

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田園と都会の憂鬱 その原因  心の病気 養心法

  社会の文化、科学技術がどんどん進んでいる中で、
  皆さんの生活レベルも高くなっています。
  でも、憂鬱の方がかえって多くなるということです。
  最近にある若者がいきなり「死にたい」とメールで書いています。
  原因はいろいろあり、人により、憂鬱の原因がちがいますが、
  共通点は心の病気ということです。
  なぜ、2千年前から今まで、生活が随分によくなってきましたのに、
  なぜ憂鬱という心の病気の発病率がかえって増えてきますか。
  日本では、有名な小説《田園の憂鬱》の中では、
  昔に不安と憂鬱に閉ざされた青年詩人のことを書いているそうです。
  また、同じく、現代の大都市でも、《都会の憂鬱》もあります。
  結局、年代も場所も関係せず、心の病気があります。
  中医学の養生方法では、一番目は心を養うという「養心法」です。
  ということは、憂鬱を予防したり、治療したりすることは
  自分の心にあります。「養心」をしましょうね。
P1010285.JPG中国東北の田園一角
    

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玄米 黒胡麻 宿便と毒素の排出 ダイエットと美容と

 
  
ダイエットと美容の効果を高めるために
  食事制限だけではなく、宿便に出すことがもっと重要です。
  玄米と黒ゴマでお粥を作り、中国では人気が集まっています。
  お粥の名称は「大排毒粥」ということです。
  
  「大排毒粥」は
  宿便と身体に溜まっている毒素を排出する効果が非常によいそうです。
  毒素を出せば、肌の美容効果が出てきます。
  玄米は、脾胃を補いながら、濁気を下ろし、黒ゴマは補腎し大腸を潤す。
  ということは、身体を補いながら、宿便と毒素を排出するのです。
  ダイエットにでも、肌の乾燥、皺、シミにでも
  当然に効果があるはずです。
  このお粥の対象者は
  冷え性、体の虚弱です。熱がり、寝汗の方に向いていません。
  ぜひ気をつけてくだっさい。
  作り方と食べ方:
  玄米150g  黒ゴマ10g
  まず、玄米を40分煮てから黒ゴマを加え、5分-10分間で仕上げます。
  適当に砂糖を入れて溶かせば、毎日夜、一杯食べれるということです。
 ご参考ください。
P1020152.JPG冬虫夏草の培養工場の一角

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