疲れのクマの治療 百会穴 足三里穴


P1020074.JPG 
  中医学では、針灸の治療効果を高めるために、
  弁証の力と刺すという腕(運鍼術という)が必要だと考えています。
  どっちが重要かというと、両者が比べれば、
  前者が90%、後者は10%の関係があります。
  弁証ができなかったら、針の力を発揮できませんということを意味するのです。
  クマの原因では、痰湿、?血、気滞などの原因もあれば、精気不足もあります。
  房労からのクマなら、督脈を中心にして、
  陽明胃経をサブとして治療をする方がよいということです。
  督脈では、百会穴で補陽し、陽気を上昇させるのです。
  陽明胃経では、後天を補うことを通じて、先天の精気を補うのです。
  足三里穴を補うことで、いいということです。
  瀉法は禁じです。
 
  ご参考まで
 P1020074.JPG薬湯の治療室の入り口
 

About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
This entry was posted in ブログ. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)