口内炎 タイプが多い 2心脾両虚 帰脾湯


P1010145.JPG
  心脾両虚(しんぴりょうきょ)とは
  心血不足と脾気不足の病証ということです。
  
  特徴として、疲れた後、不眠の後に口内炎が酷くなることが多いです。
  また、ストレスの後に、口内炎が酷くなります。
  その原因は、考えすぎです。主に人に自分のことを思われるか、
  気に入られるか、人気があるか、嫌われるか、応援してくれるかなどを想像しながら、
  気にして仕方がない。
  また、Aさんのことを嫌う、嫉妬するか、自分よりよくなっているかなどが
  頭の中一杯で他の事を考える余裕がなくなり、体のエネルギーを
  一杯消耗します。
  心血虚の症状が、不安、夢がよく見る、朝に起きて元気がない、
  眠気があるか寝つきが悪いなどです。
  脾気虚の症状は 
  よくため息、全身だるい、疲れやすい、大便不暢(下利、残便感)などの症状です。
  女性の場合、生理が早まり、出血量が多い、生理が中々終わらないなどの特徴があります。
  男性の場合、早漏、中折れ、甚だしい時にインポの症状も見られます。
  
  治療では、帰脾湯(きひとう)を飲んだ方がよいと思われます。
  次に心腎不交というタイプについて口内炎を話したいです。
 
P1010145.JPG2010年に世界中医薬連合会秘書長 李振吉先生と
                                会食会議の前に記念写真

About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
This entry was posted in ブログ. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)