Category Archives: 中医学アカデミー

気虚と肝うつの違いとは?

疲れているように感じている患者さんをみて、この症状が、気虚によるものなのか、肝うつによるものなのか。その見立てによって、処方する漢方薬も全然違ってきます。 そもそも、気虚と肝うつでは体内で何がどう違うのでしょうか。 これ … Continue reading

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中医薬発展 座談会

5月30日(土)、世界中医薬学会連合会主催の「中医薬発展 座談会」にお招きいただきました。 座談会には、日本で国際中医師試験の開催権利を有する各団体の責任者が一堂に集まり、中医学発展の為に意見を交換し、友好を深めました。 … Continue reading

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「疲れ」に効く漢方は?

「患者さんが『最近どうも疲れる』と訴えたら、補中益気湯ですよね?」とよく聞かれますが、これ、ちょっと違います。 なぜ違うのか、中医学、漢方では「基本のき」ですが、皆さんはわかりますか? 「疲れている」なら、気力が足りない … Continue reading

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国際中医師試験

今年度の国際中医師試験が5月30・31日に実施されます。 中医学を学ぶ者にとって一つの大きな目標ではないでしょうか。 受験には、臨学習、方剤知識、臨床について習得基準が設けられていますが、当アカデミーの課程修了者はその受 … Continue reading

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国際中医師試験のポイント

5月30日(土)、31日(日)は、国際中医師試験開催日です。 試験は、5教科6科目。 一科目あたりの選択問題の出題数は100問と多いため、準備をしっかり整えておく必要がありますが、最大の難関は、弁証論治中医カルテ作成の筆 … Continue reading

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【乳房の良性腫瘍の治療】の続き

2月27日のfacebookで【乳房の良性腫瘍の治療】を紹介しましたが、引き続きその後の経過をご紹介します。 この方の治療原則は、補肝腎、疏肝活血袪痰の方法で処方し、煎じ薬を2ヶ月飲みました。 ◎服用開始約二週間後:体が … Continue reading

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【弁証論治試験対策講座 動画配信】

国際中医師試験の試験科目である弁証論治対策講座の配信が始まりました。 弁証論治試験は、症例からの情報を分析して、病名と証候の診断を行い、 治療方法と代表処方を書き出す等の作業を時間内に完成させる筆記試験 で治療までのプロ … Continue reading

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歯の揺れに補腎だけでは効かない

「歯の揺れ」の治療は補腎が主になりますが、補腎薬による治療で効果が得られない場合もあります。 何故でしょうか? 原因は、病理分析が不十分であることが考えられます。 歯の揺れは腎虚だけではなく、虚火上昇による歯の揺れも含ま … Continue reading

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肺気虚と便秘との関係

肺気には、「宣発」と「粛降」のふたつの力があります。 粛降は、肺にあるごみを処理して、大腸の伝導作用を応援します。 長期間の咳、喘息、自汗などの病気を患い、また継続して激しいスポーツを行う場合は、肺気虚が生じやすくなりま … Continue reading

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小児の夜泣き 心熱と脾寒気滞の鑑別

中医児科(小児科)では「夜泣き」の弁証の中で、「脾寒気滞」と「心熱」による夜泣きの区別を挙げていますので、其々の鑑別要点を紹介します。 ◎脾寒気滞の特徴 泣き声が低くて弱い、泣いたり止んだりを繰り返す、体が曲げながら寝る … Continue reading

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