2月27日のfacebookで【乳房の良性腫瘍の治療】を紹介しましたが、引き続きその後の経過をご紹介します。
この方の治療原則は、補肝腎、疏肝活血袪痰の方法で処方し、煎じ薬を2ヶ月飲みました。
◎服用開始約二週間後:体が軽い、ため息が軽減、乳房の脹痛が消失。
◎服用開始約四週間後:鼠径部と乳房の腫瘍が軟らかく感じ、圧痛が軽減する。
現在の状態は、当初訴えていた症状が殆ど消失し、鼠径部と乳房の腫瘍が小さくなり、本人は非常に嬉しく思っています。
良性腫瘍の中医治療では虚実の鑑別が非常に重要で、その中で実邪の種類、虚弱の臓器、虚と実の鑑別ではどの症状が主となるかなどを判断する必要があります。
このような病状への正確な判断は、中医基礎理論をきちんと勉強した上に、中医診断学、中医内科学をマスターする必要があります。
正確な弁証ができても、中薬と方剤学を深く理解しなければ、処方を効果的に組む事はできません。
一人の患者への効果的な治療を提供するには大変な作業があります。
問診の目的は、病名と証候の判断で、中薬の配合目的は病理状態を治療する事です。
これら一連の作業は、「経験」だけで対応できるものではないと考えています。