107.  日本版09年度の国際中医師試験用復習大綱

今日から日本版09度の国際中医師試験用復習大綱を提供できるようになりました。
 
 翻訳者は中医学聯合会の有志者です。半年以来、皆さんは自分の情熱を注いで、尽力して独力していただきました。心から感謝しています。
 一つの科目は500問題で構成しています。
来年度の国際中医師の試験を準備するには、非常に価値が高い復習資料である。世界中薬学会聯合会の指導をいただき、過去の出題率の高い問題を絞り選びました。
是非ご利用して活用ください。

Posted in ブログ | Leave a comment

106 中医学の勉強の仕組み

ノーベル賞の受賞者クレイグ・メロさんは科学の世界で成功するこつは三つ上げられています。
 その中での二つ目はあきらめず懸命に仕事し、間違った研究を辛抱強く続けても何も発見できず、複数の研究を平行して行う。そのうちにいくつかが上手く行くように願う態度も必要だということです。
 中医学の活用で更に臨床の貢献をするためにどうすればよいのでしょうか。態度は重要です。患者の病気を治すための態度が一番重要です。
 まず、最近漢方薬局の中で専門性を持つようになった。この中では、婦人科、不妊症の治療を自分の専門としてやっている薬局があります。
 臨床では、本の通りかかった病気は存在していません。というのは専門的範囲で収まれる病気もあるが、その範囲を超える病気は更に多いです。これは臨床の複雑性です。
 この現実を踏まえ、一つ専門の知識を精通して、この専門の病気をすべて対応する考え方は甘いかもしれないです。自分の知識の深さ、広さを充実させ、正確に判断する能力を高めるのはこの複雑性を上手く対応するためである。
 例えば、卵巣の機能低下について、腎精不足という考えが適切なのか否かは別として、臨床症状を分析すると、婦人科の分析範囲を超える場合があるはずです。だからこそ内科学、内経、傷寒論などの勉強を平行して、婦人科の知識で解決できない複雑的臨床現状に、辛抱強く患者の病証を治すように願う態度で自分を磨きつづく必要があります。
 臨床講座では、このような考え方は重要です。例えば、感冒の講義では、感冒だけでなく、方剤の側面からの分析も必要です。荊防敗毒散の代用方法についても、弁証の結果、方剤の特徴を活かすという二つの側面で理解しようとしなければ、感冒の範疇を超えないままで終わると思います。

Posted in ブログ | Leave a comment

105、反省5 五更泄だけで脾腎陽虚を判断する

 20数年前のことですが、五更泄の治療を経験していました。
 患者は40代の男性。毎日朝必ず痛瀉と全身の畏寒がある。四神丸が殆ど効かなかった。
 ミスを犯した主な原因として以下のように覚えています:
 1、便の臭いかどうかを確認しなかった。
 2、朝の泄瀉があるが、ほかの時間帯に泄瀉があるか否かという確認もしなかった。
 3、顔色がよい、よく噯気があり、健康のために無理に一生懸命に食べる、入院患者なので、診察の途中でよくトイレに行くなどの症状がある。
 ところが、当時の担当医者は五更泄と畏寒の症状の重要性を強調し、脾腎陽虚だけの考えに、次の担当医が強く影響され、治療方法を変えなかったのです。結局、ずっと四神丸の加減で治療を続けていました。当然、満足できる治療効果が得られなかったです。
 次の担当医はわたしです。弁証を正確できるか否かは大いに臨床情報の確認作業にあると思われます。
 患者はプロではなく、生情報をいただいた時にプロとして確認する必要がたくさんあります。
 ソフトバンクの王監督の言葉を借りますと、プロはミスを犯さないための人間ですよ。千回でやっても同じように正確に対応できるということでプロとして覚悟しなきゃ!自分は自分のミスを許さないことはプロならの存在だろうといわれています。
 中医学のプロとして、患者のことを一番大切にする。同じミスを二度と犯さない、ミスを犯しても、早く見直し、最善を尽くすという二点原則を少なくとも必死に守らなければならないでしょうか。
 この症例のことを忘れず、二度とこのようなミスを犯さないように独力しているところです。

Posted in ブログ | Leave a comment

104、反省4 四神丸について

 11月23日、今年の臨床講座を終了しました。来年の二年目の講座が2009年3月から始まります。
 
 今回の講義内容の一つは四神丸の代用方剤の検討です。
 
 泄瀉の基本病理は湿盛ですが、腎陽虚による五更泄の病理は陽虚内寒だけでなく、収斂できず、湿盛であります。
 
 四神丸は腎を温補するだけでなく、温通、温澀、去湿などの効果もあります。
 
 四神丸の構成生薬の中で、補骨脂が一番多く使われています。補骨脂は本草綱目では『治腎泄、通命門、暖丹田、斂精神』を記載されています。
 補骨脂を四神丸の君薬として非常に重要視されています。四神丸の温斂、温通、温補という効能効果の全ては補骨脂と関与していると思われています。
  
 この意味では、脾腎陽虚による泄瀉の治療で、八味丸に補骨脂と呉茱萸、腎精を収斂する五味子、胡桃などを加味すればよいと思われます。
 臨床では、八味丸+呉茱萸湯+補精源(胡桃と補骨脂を中心にする漢方サプり)の加減で温澀、温通、袪湿、温補の目標を達成できると考えています。
 
 四神丸がなくても、病気の特徴、方剤の意味を正確に掴めば、他の方剤の併用で対応することができるかも知れません。  
 日本の薬事法に認められない方剤は中医学の理論で代用できる意味で、因地治療の一つスタイルといえるのではないかと思います。

Posted in ブログ | Leave a comment

103反省3 補中益気湯について

 
 インターネットの時代に溢れるほどの情報が中医薬学の分野にでも流れ込んでいます。薄荷、小柴胡湯の副作用などマイナス的な情報、或は田七、欝金、丹参など何でも効くという情報を含まれています。
中医学の弁証論治で病気と戦う我々にとって必要なのは少なくとも二点あるかもしれないと考えています:
 
 1、何が正しいか見極める判断能力を持つこと
  西洋医学的なデータを受け入れるが大切だが、
  中医学の理論の立場から見極めることはもっと重要視しなければならないと思います。
  
 2、臨床の判断能力をどんどん高めること
 十数年前に、腎虚の患者に補中益気湯を投与し、頭痛、眠れなく、上半身のほてりなど副作用が現れて、ショックを受けたことがあります。
 
 補中益気湯の製造に問題があるか否かは考えていたが、あるルートを通して調べてみたら全くなかったことが分かりました。じゃ、自分が何かのミスを犯したかもしれないということで調べました。
 
 調べてみると補中益気湯の使用注意の部分では、腎陰虚、腎精不足など証候に単独に補中益気湯を単独に投与してはならないという内容が書かれています。
 何、本をきちんと読んでいないではないか、だからこのミスを犯してしまったと痛感して悔やんで悔やんで仕方がなかったです。
 このミスからの反省は、
 中医学理論を深く理解することが臨床活動の基本の基本となっていること
 
 弁証の場合に一歩ずつ納得するまで行うこと
 薬を詳しく理解しなければ何となく使用することをしないということ
 このようなミスがまた多いと思います。勉強し続けること、交流しあうこと、謙虚の気持ちなどの基本を忘れずに努力していけば、今まで見つけられないミスをどんどん発見すると私は思います。
 このように反省を積み重ねて改善できることは私の人生の中で最高なプレゼントかもしれないと思いつきます。
 
  このような反省とその改善方法などを皆さんに伝えて、それぞれの反省を交流して共有して、もっと最善的な改善方法を見つけて、共に自分たちの臨床力を高めることはいま行っている臨床講座の目的の一つです。これからもっと自分のミスをどんどん見つけて、尚且つ改善することに独力していきます。

Posted in ブログ | Leave a comment

102、反省2 薄荷について

 メンソールのガム、メンソールのタバコなどを好む人は少なくないようです。
 冷芦医案巻5に載った内容を紹介します。(芦で代用字)
「薄荷は気が清軽で、昇散の力は絶大である。だから、老人、病人は多く服用していけない。……70才のお爺さんは感冒に患い、数銭の薄荷を服用すると汗出で止まらず、死んだ」という。
 
 虚弱体質、虚労などの病証の患者に
 メンソールを多く含める食べ物或いは漢方薬を控えるように指導する必要があると思います。
 逍遙散と銀翹散などに含まれている薄荷は清軽と昇散の性質を選んで、風熱の発散、肝鬱熱の発散に役割を果たしているが、気血陰液なども傷つく。
 従って、体の弱い方に逍遙散、銀翹散を大量に長期間に飲ませないでほしいです。
 通常では、凄く疲れたときに、メンソールのガムをかじる習慣ですが、健康のために控えてほしいですね。

Posted in ブログ | Leave a comment

101.反省1

 今まで、書いた日記の回数はすでに100回以上超えていました。よく頑張って来ましたと自分が自分のやったことをほめた気持ちでした。
 が、今までの人生では、やっていることは中途半端のことが多く、やり続かない原因は多く、どんどん見つけなければならないです。
 今回の日記を101回として、新たにスタートという気持ちで日記を書き続きます。
 多分、私が日本でしたいことは、中医学の普及と中医学プロの育成の手伝いだけだろう、そうですね。私の使命かもしれないですねと思っています。
 去年の11月からこの日記を書き始めました。
 最初に、多くの方に見てもらう気持ちだった→格好を付けるという欲張りかなと反省しています。
 今、見てもらうよりも、日記を書く目的は二つあることで、はっきりしています:
 1、自分との会話                                   
 日記書きを通じて、早く自分の不足を見つけて、自分の悪いことを改善することに繋げるためだと思います。
 格好は何でもなく、自分は未熟な部分を治せばいいのと。
 
 未熟、欠点などを改善しなければ、中医学を奥まで理解できない、自分のうつわが大きくしなければ、奥深い中医学という学問を理解するのは無理だろうと。
2、中医学の素晴らしさを広げることです。
 自分の理解できる程度で良いので、まず中医学の素晴らしいことを客観的に伝えて、
 より多くの方からその素晴らしさを共感してもらうことは、日本での中医学の普及に欠かせないだろうと考えています。
 また、中医学のプロとの交流を通じて、自分の中医学のレベルを高めて、中医学のプロの養成の手伝いにもっと役割を果たせばと思います。
中医学のプロが多くなればなるほど、やっと日本で中医学を根付くことに繋がると考えています。
 一年近く日記を書いたことを通じて、自ら行動を起すことはただ考えることと全く違うと気がつきました。
 これから、このようにもっと反省を繰り返し、共感していただいた方と共に成長するためにも、日記を書き続きたいと思います。
よろしくお願いします。

Posted in ブログ | Leave a comment

ある相談から思いついたこと

読売新聞11月1日の人生案内の部分に載った相談内容
 
 娘さんは結構な額の給料を貰ったが、両親が苦しい生活に強いられているに関わらず、毎月一万円ほどの家計に入れるだけで、自分が好きなものを購入するばかりで、お母さんはどうしたらいいのかを相談したらしいです。
 
読んだら、まずこの娘さんは利己しすぎるかな、この『利己主義』はご両親の甘い教育により生まれた結果だと思います。
 
その原因を分析すると、以下のように理解しています。
 
娘は今まで努力しなくてもほしいものがご両親から得られるので、今一万円でも良いでしょうか。後は自分の好きなものに使えばいいと考えたかもしれません。
 
ご両親から見ると自分の子供ってやはり可愛い!もっと楽しく遊ばなければならないよ……とか、もっと幸せしてほしいなどという『親の愛情からの願望』は成人までずっと働いているかもしれません。
 
結局、子供を育つ目的は、子供に正しい道を歩ませるためなのか、楽しめさせるためなのかは曖昧だと。
 中医学の教育では、同じような問題があるように思えます。
 
 自分の欠点をよく見つけ、謙遜の気持ちでいつも自分のことを改善し、弁証論治のレベルを高め、治療効果をどんどん上げるために努力するという人間を育つか?
 ちょっと勉強したら、自慢してしまう。得た知識で自分の格好をつけるので、この欲望のために努力する生徒を育つか?
 日本では、中医学の勉強会は多いが、病気を治すために一緒に検討して勉強し共に成長するという雰囲気がまだ足りないかなと感じています。
 
 私の先生の言ったことを思い出したが:
 
 『董ぐん、いつも人間が足りないところがあるんだよ、中医学のレベルを上げる前に、まずきちんとした人間になれ、謙遜の気持ちで医療活動をしなさい。同僚と戦うか格好付けかのためではないぞ。目的は病気を治すことにあるだけだよ。絶対忘れるな』ということです。
 私たちは中医学臨床講座を開く目的は、
 一つは参加者の弁証論のレベルアップのために手伝いすることです。
 二つ目は自分の不足をもっと見つけて、もっと皆さんの勉強を手伝いできるように、自分のことを常に改善することです。
 
 三つめは生徒さんと共に成長していこうということです。
 治すという目的を忘れず、臨床で問題を発見するだけでなく、素早く 
 解決できる能力を育つ義務を果たすのは私の最大の宿命であると改め
 
 て痛感しています。

Posted in ブログ | Leave a comment

試験は成功に了しました

 昨日(11月3日)は、国際中医師試験は緊張かつ満足の気持ちの中で、成功に終了しました
 
 皆さんは難関の難関の弁証論治へ挑戦した。その結果は一言でいうとやった!という感じです。
 胸痺、咳嗽、黄疸、月経前後不定期という四つの症例が出されまして、それぞれの代表方剤は多分、血府逐瘀湯、桑杏湯、茵蔯蒿湯、逍遙散だろうと推測しています。
 受験者たちは緊張の中で、病名、証候の診断を正確に行ったが、証候の纏めは少し問題がある様に思います。
 
 代表方剤を正確に選んだが、加減の生薬に余り問題が多々残っているように見えます。
 よくやったものの、残されている問題がこれから解決に向けて、努力することが重要でしょう。
 夜に日本側、中医薬学会連合会の理事たちは
試験官との懇親を兼ね、これから日本での中医学普及、国際中医師の位置づけ、国際中医師のブラントの育成などについて、熱烈に深く広く意見交換を行いました。
 日本でば本当の中医学の普及は、中国側の意向だけでなく、日本の事情を考慮すべき、双方が直接議論する役割が重要です。
 
 日本での中国文化を含めた中医学の普及は、
 難しいですが、日本の皆さんの健康のために中医学の役割を果たすべ
 きは大義名分です。

 
 弊会はこれから、世界中医学会聯合会の応援をい
ただき、知恵を絞って日本での国際中医師と中医学のプロの養成を中心
にする新たな教育システムの構築、日本の現実に相応しい中医学普及の
対策の実現という二つ点で、精力的に働き、国民の健康に我々の力を貢
献していきたいです。
          
応援してお願いしますね。

Posted in ブログ | Leave a comment

第一日目の試験

 今日は、中医基礎理論、中医診断学、中薬学の試験項目を実施しました。
皆さんは一生懸命で頑張っています。国際中医師の資格を取るのは中医学のプロ道に入るための重要な段階です。
 試験のための受験勉強の中で、自分のミスを多々見つけ、もっと色々新しい発見しました。明日に難関の難関の弁証論治を挑戦するのですよ。
 皆さん、今までの努力した成果を試す重要なチャンスですよ。頑張ってくださいね。

Posted in ブログ | Leave a comment