渋い味は陰か陽か

 今日は、国際中医師アカデミーの生徒からの
 質問を受けました。
 渋味は陰陽のどっちに属しますかという質問です。
 
 勉強中に、このような疑問が出るのは当然のことですが、
 自分の生徒からの質問を受けるのは嬉しいですね。
 回答させていただきました。

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百煉成鋼 なでしこジャパン

昨日NHKのニュース番組で、
「百煉成鋼」という言葉でなでしこジャパンのことを紹介ししました。
「百煉成鋼」は中国のことわざで、
「鉄は百度鍛えて鋼となる」という意味です。
鍛練に鍛練を重ねてりっぱな人になるという喩えです。
人を励ますときによく使う言葉です。
中医学の学習では、「百煉成鋼」の精神が必要です。
中医学は分かればよいという学問ではなく、
人の苦痛を解消し、人の健康に役立つ学問です。
たとえわかっても、「百煉成鋼」ほど練習しなければ、
臨床ではミスを犯しやすいし、正確な診断と治療ができなくなります。
国際中医師アカデミーの学習システムでは、多くの問題を用意しています。
目的の一つは、「百煉成鋼」ほど勉強してもらい、
一流の国際中医師を育てるためです。
 
何事も「百煉成鋼」の精神が大切ですね。

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経血量が少ないのは血虚?

経血量が少ない場合は「血虚」によるものだけでしょうか?
以前に相談された例をご紹介いたします。

-症例 40代、女性、痩せ型-

40代になって経血量が徐々に少なり、月経周期もだんだんと長くなってきました。


漢方相談薬局に相談にいったところ、症状についてそれほど聞かれることもなく「血虚」と言われ「血」を補いましょう・・と、いうことで
「四物湯」を勧められたそうです。期待するほどの効果が得られず、再び相談に行ったところ、「漢方薬の効き目は緩やかなのでもう少し様子を見ながら服用を続けましょう。」と言われたそうですが、ご本人はあまり納得できなかったようです。

-経血量が少なければ血虚と判断してもよいか-

血虚の改善の代表的な方剤である四物湯ですが、
40代で経血量が少ない場合から考えると単純に血虚と判断してもよいものでしょうか?
この方の場合は、相談先である漢方薬局でそれほど詳しい問診はなかったそうです。

本来、40才という年齢を考慮すれば腎陰が少しずつ減少して当然ですし、体も痩せていることからも腎陰の不足は十分に考慮し、問診をしなければなりません。

排尿に関して問題はないか、足腰が疲れやすくなっていないか、皮膚や口が乾燥していないかなど腎陰不足を判断するための問診も必要です。また同時に脾胃に関して問題がないか確認も必要です。

中医基礎理論のテキストには、「腎陰不足では体の消痩、経血量が少ない」と、記載もあります。

経血量が少ないから「血虚」と結びつけてしまうのではなく、身体に表れる症状を多方面から判断するべきです。


このような土台を作るためには、
中医基礎理論や中医診断学の教科は必要ななります。

-その他-

二度目に相談に行った際、「もう少し様子を見ましょう」という説明も言葉が足りません。この場合、四物湯の服用でどのように症状が改善するかなど説明するべきです。安易に「様子を見ましょう」という説明ではなく、なぜ様子を見る必要があるのか、説明を加えて差し上げたいところです。


臨床の効果を高めるために、まずなぜ効かなかったかを分析し、その原因を掘り出さ無ければなりません。そして新たな判断に必要な問診順序を考えるべきではないでしょうか。
「経血量が少ない=血虚」ではありません。
http://tcm.ac/

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大変!?

 先ほどから基礎理論の最終チェックをしているスタッフから
 
 「稼穡」の「穡」の文字が打てないのでは……と、指摘されました。
 コンピューターでうち難い中医学の用語があります。
 受講者の皆さんにフォローする必要がある点が多々あると気づきました。
 これらの専門用語に使われている文字は、それぞれに意味があります。
 
 これらの文字の意味を理解した上で、書いたり、打ったりすることができれば
 一流の国際中医師の扉が開けます。
 

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湿度が高い日は?香正気散

今日はは湿度が高く、湿邪が多い日です。
この湿邪を追い払うために?香正気散を活用しましょう。
方剤学では、?香正気散の加減法は十パタン記載されています。
それぞれの症状に合わせて、効果的に?香正気散を活かしましょう。
http://tcm.ac/faq.html

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「亡陽」と「亡陰」の亡とは 

亡陰と亡陽では、その亡の意味について、質問されることが多いでした。
その意味は亡くなるという風に理解する方が多いようですが、
「亡」は、≪説文解字≫では、「逃げる」ことを意味しています。
≪説文解字≫の説明によると陽気が体から逃げられる状態を亡陽といい、
陰気が体から逃げられることを亡陰といいます。
中医基礎理論の学習で、亡陰と亡陽の専門用語が出たら、
「亡」は亡くすだけでなく「逃げられる」という意味から亡陰、亡陽の臨床特徴を思い出してください。
ttp://tcm.ac/

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アカデミーのテキストを送りました!!

今日は、國際中医師アカデミーのテキストの発送がやっと終わりました。
 みんな大変でした。
 当アカデミースタッフによるTwitterで新着情報をお知らせしていますので、
 見てくださいね。
 →http://tcm.ac/staff.html
 
 こらから、食事に行きます。ビール
 

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胆嚢炎と六君子湯

慢性胆嚢炎の患者の症例を紹介いたします。

最初の漢方相談薬局を訪問した際、


「食欲低下、疲れやすい、軟便、脂っぽい食事で下痢になりやすく、
時々胃痛や腹痛が生じる」という症状で
六君子湯が処方され数か月服用したそうです。


しかし、効いているのかどうかわからないまま、
怒ったり、いらいらすると脇腹が張るようになり、
次第に痛みが生じるようになり、

その旨を伝えたところ六君子湯を継続して服用するよう勧められたそうです。


ところが健康診断で「胆嚢炎」であることがわかったそうです。


六君子湯は胆嚢炎に効かない理由について


最初の症状では、「脾虚」と考え六君子湯の服用を考えるのは、
良し悪しは別にして
一般的な判断だと思います。

しかし、食欲低下、腹脹、下利などの症状は脾胃だけではなく
胆汁の排泄障害とも関与します。
すなわち、胆汁の排泄障害により、脾胃の運化機能にも影響を及ぼすことを
考えなかった点は注目していただきたいです。
脾胃と胆汁との関係に関する理論が秘訣なものではなく、
中医基礎理論に記載されている「簡単」なような理論です。

最初の段階で「脾虚」だけに捕らわれるのではなく、

脾虚と同時に他の原因を考え、どんな時に腹痛や胃痛、腹腸が起きるのか、

また感情の起伏についてなどの肝胆に関する適切な問診や未病に対する

配慮があれば、症状は悪化することなく適切な治療ができたはずです。


この症例から中医学の理論を勉強し続く必要があると考えています。

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一流の国際中医師を育てるために

第一期生の学習がいよいよスタートします。
仕事が多く多忙の毎日を過ごしていますが、
一流の国際中医師を育てるために、工夫を重ねて行きたいです。
http://tcm.ac

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秋のアレルギーがそろそろ来るだろう


 今年の夏は非常に暑く、津液と元気が多く傷つけられています。


 中医学の考えでは、アレルギー疾患は肺脾腎の虚損と痰湿の内停により発生するものだそうです。


それは夏が暑ければ暑いほど、秋にアレルギー疾患が発生しやくなります。

 予防するために、元気と津液を補い、痰湿を治療する必要があります。
http://tcm.ac

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