葛根湯の服用は睡眠に影響するか?

昨日、こんな話を聞きました。処方箋で「葛根湯」を処方された患者さんが、「葛根湯を服用すると眠れなくなるから嫌だ」と、おっしゃたそうです。 漢方初心者の方は、感冒(カゼ)のひき初めに「葛根湯」と、覚えている方も多いと思います。中医学の学習がすすみ、感冒の治療を学ぶと、風寒や風熱などによって薬が異なることを学びます。

もっと中医学を深く学び、上級者になると葛根湯の服用で眠れなくなる理由が判断できるようになります。
「葛根湯で眠れなくなる」のは、この方剤に問題があるのではなく判断した方の弁証に誤りがあることに気づいてほしいものです。

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ご夫婦で感じる「温度」に差がある?


50代以降になると別々の部屋で過ごすことが多くなるという調査がありました。

理由の一つに、其々が心地よく感じる「室温」に差が生じることだそうです。

男性は50代を過ぎると、冷えを感じる方が増え、女性の方が体が火照ったり、熱く感じたりする傾向にあります。

男性は陽気を基本として、陽気が多く使われ、陽気が陰気より早く多く消耗される傾向がありますので、

50代を過ぎた頃から陽気が不足がちになり、若い頃に比べて冷えを感じやすくなります。

一方、女性は陰気を基本として陰気が多く使われ、陰気が陽気よりことが早く多く消耗される傾向が強いので、

50代を過ぎた頃から陰気が不足がちになり、若い頃に比べて火照ったり、熱く感じたりします。

また元々、陰陽両虚があれば女性でも冷えになることがあれば、
元々、鬱熱の体質の場合は、男性でも熱がりになる可能性もあります。

年齢と共に感じる「暑さ」や「寒さ」にも変化が生じ、
加齢による体質の変化(陰虚か陽虚か)を判断することができます。


暑い、寒いでケンカになるより、体の変化をお互いに理解してあげたいものです。


中医学の病理分析で正しく判断できれば、適切な治療方法が選べます。


中医学の病理分析で正しく判断できれば、適切な治療方法が選べます。
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冷え症が治った?

今日は、この冬一番の冷え込みでした。

近所に住む60代の女性とは、出勤時によく挨拶を交わします。

毎朝、外を掃除していますが、今朝もこの寒さの中、くつ下にサンダル、
スカート姿で手袋もせず掃除をしていたので、「寒くないですか?」と、声をかけたら

「寒くないですよ」と答えてくれ ました。

このことから、「冷え症」が50代からだんだん「治った?」と、言う方が少なく無い事を思い出しました。


中医学の観点から見ると、冷え症が治ったケースでは、少なくとも二つあります。
一つは本当に元気になり、冷え症が治ったことです。
もう一つは病理状態の反映で、加齢によって陰の気が少なくなり、陽の気があまり、体はぽかぽかになるということです。
この場合は「治った」訳ではなく、残念ながら老化の印とかんがえられます。


中医学の分析の基本は、一つの現象に対して一つの結論ではなく、
いつも陰と陽の両面から分析することです。
中医学を勉強して健康を守りましょうね。



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この写真 お年御幾つでしょうか

IMG_1131[1].JPG今日は、友人を招いてお酒を楽しみしました。
友人のお母さんも一緒に来られまして、色々話ができて
楽しかったのです。
一番印象が残るのは、あのお母さんのお肌の艶が非常に良く、
首に皺があまりなく、若く、性格が明るいなどでした。
中医学の理論から見ると、首は多くの経絡が通っているところです。
年を取ると、精気が弱くなり、陽気の上昇力も低下していくと、まず首から皺が出て、顔に皺が出てくるのです。
艶は気血の状態を反映するものです。だから、首の皺、顔の艶の状態から
気血、陽気の状態を判断することができます。
あのお母さんは、79歳ですが、びっくりしますか。
恐らく、あのお母さんは陽気が強いだろうと思います。

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この写真に養生の秘密と中医学の奥意が多く秘めていますね。

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正月 そばを食べる理由は?

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日本では、正月に年越しそばを食べる習慣があるそうです。
いい習慣ですね。
蕎麦を粉にすると、蕎麦散と称する。

健脾消積(積は胃腸の詰まり)、下気通腸、解毒などの効能があり
血圧の降下、血糖値・血脂などの降下に働きます。
正月に美味しいもの、油っぽいものを多く食べ、また御酒を多く飲むという楽しい時間ですね。
胃腸が詰まりやすく、酒などにより胃腸に熱が多く生じやすいです。

正月にげっぷが多く、お腹の脹る、通じが良くない、興奮しやすく、怒りっぽくなどの症状が出るのはそのためだと思われます。

蕎麦を食べると、胃腸の詰まりを消し、熱を冷ましてしまうと、体の陰陽バランスが正常に戻ると思われます。
ですから、日本文化では、この素晴らしい習慣は本当に健康にいいですね。
ところが、世の中で100%良いことが存在しないです。
本草綱目では、脾胃虚寒の人が蕎麦を食べると、もっと弱くなり、眉毛が落ちるなどを書いています。
脾胃虚寒の特徴症状は、冷え、水様便、疲れやすい、食事後に腹脹などである。
ご参考できたらと思って紹介しました。


今日のお昼はお蕎麦です。食べたらすっきりしました。
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初詣、新年迎え

IMG_1124.JPG 今日は、大神宮に初詣に行きました。
 寒いですが、楽しかったです。
 また、散歩してから、仕事を再開しました。
 国際中医師アカデミーの仕事は改善すべきところが多く、
 もっと素晴らしい勉強システムの構築を行いたいです。
 
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朝九時に既に賑やかになっています。
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正月 ギョウザづくり

IMG_1110.JPGIMG_1123.JPGギョウザを作るのは本当にめんどくさいです。
まず、ひき肉、エビ細かく切って
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切った白菜を絞り
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ギョウザの身を作るためにまたニラを切って入れる
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ギョウザの皮を作り、もうギョウザが出来上がる
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面倒ですが、生活や学習はそのようなものがたくさんあります。
中医学の勉強もギョウザの作る過程と似ています。
基礎知識、手順など踏み、自分で作業をしなければ、中医学のギョウザを作ることができませんね。
来年は、更に努力して、もっとおいしいギョウザを作りたいです。
皆さんの中医学の学習を応援したいです。
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大掃除!「去旧迎新」

新年を迎えるために事務所の大掃除をしました。大掃除の目的は「去旧迎新」です。
去旧迎新とは、去る年の邪気を払いのけて、来る年の清気を迎えるという意味です。
今年は念願の国際中医師アカデミーを開講することが出来ました。
より良い中医学の学習システムを提供できるように、更に改善していきたいと考えています。
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屠蘇散を飲む

 新年の元旦に屠蘇散をお酒で服用する習慣があるそうです。
 屠蘇散は主に?湿、活血、理気などの生薬からなります。
 お酒で服用すると、活血理気と共に体内の湿邪を治療することができると思います。
 ところが、陰虚内熱に属する病気、例えば糖尿病などの方は多めに飲まない方がよいです。
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黄耆建中湯の膠飴

先日に黄耆建中湯の構成生薬とした膠飴が必要であるかどうかという質問を受けました。
膠飴は普通の砂糖ではなく、甘緩を以て、お腹の痙攣、腹痛を治療する一方で、
また、潤肺滑腸などの効果があります。
建中湯の主薬として使われていますので、黄耆建中湯にとって不可欠かつ必要とする生薬です。
では、六君子湯との区別はなんでしょうか。
膠飴は、助湿生熱に働くので中満の病理状態を招きやすいので、脾胃の湿鬱、とにかく湿熱内鬱の病証には使用禁忌です。
この点からみると、二つ方剤は脾虚による病証を治療しますが、その使い方はかなり違うはずですね。
 六君子湯と黄耆建中湯の使用を正確に区別するために、
 基礎理論だけではなく、中薬と方剤も深く学ぶ必要があると考えています。

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