「病を本となし、工を標となす」の話です。
中医学の習得には、理論と臨床の両輪が必要です。
病気の本質を深く理解せずに、なんとなく中医学を理解したつもりの方に出会うことがあります。
中医学では、「謙虚な気持ちでいつも努力すること、患者のことを第一にする」ことは
中医師になる「大前提」です。
中国では、「大前提」を「医徳」(中国語でyideという読む)といいます。
則ち、中医学の知識を身に着ける前に、まず「医徳」を身につけなければならないということです。
医療活動の中で、常に「医徳」のことを忘れず邁進することができれば、
一流の中医師になるのは遠くないと思います。
これは、医療人として守らなければならない「医徳」であります。
「臨床経験を積み、理論を理解する」この繰り返しをいつも忘れてはいけません。
自分が「医徳」を磨きながら、中医学をもっと勉強したいと考えています。
李時珍先生の肖像画
李時珍先生が医学のレベルが非常に高く、医徳はもっと高く、多くの方から尊敬されているのです。
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