少し前ですが、ある情報番組でコーヒーがコレステロール値をかなり下げると紹介され、画期的だと話題になっていました。
コーヒーに含まれるフェルラ酸という成分の働きだそうですが、番組で紹介されていたデータによると、コーヒー4杯まではどんどんコレステロール値は良くなるのに、5杯以上飲むと逆に数値が悪くなる、という実験結果で、とても興味深かったです。
まるで中医学の考え方の一つ「陰陽転化」(どんなに良いものでも摂り過ぎると悪くなる)がデータとなったようなものです。
中医学的にみても、コーヒーには気の滞りをよくする「理気(リキ)」「疏肝(ソカン)」の力があると考えられています。
何かとストレスの多い現代社会では体内の気が滞りがちなので、ある程度のストレス発散にコーヒーブレイクが一役買うのは事実でしょう。
ただし飲みすぎると、理気が過ぎて気血津液をどんどん消耗し、体に害を与えることになります。
カフェインの摂り過ぎにより、アメリカや韓国では重篤な副作用が生じた人もいたそうです。
おそらく、これらの方々は気血津液が不足気味の人たちだったのだと思います。
過ぎたるは及ばざるがごとし。普段からの養生が大事ですね。
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