「天声人語」を読んだ


先週の朝日新聞の「天声人語」に掲載された文章で、内容は忘れてしまいましたが、
書き始めの文章がとても印象に残りました。

アメリカ人作家の印象から「天声人語」の文章が始まります。
アメリカは、9月から学期の始まりこの季節は、木々が枯れ始め「色」がなくさびしい感じがする一方で、
日本は春に学期が始まり、華やかな印象を感じるといった書き出しで始まり、
この方が、中医学でとらえている「春」をそのまま感じ取っているようで大変驚きました。
中医学で春は、立春から穀雨までの2月・3月・4月をさし、すべての成長の始まり(陽気上昇と発散)で
自然界のすべてのことは春から始まり活き活きと輝くと考えられています。
日本の学校が始まる季節は、まさにこの「春」です。
勉強の始まりの「わくわく」する気持ちと同じように春にはあると思います。
春は何かを始めるのに最もよい季節で、秋の収穫時に多くの実りを手に入れることができます。
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About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
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