生活と治療に欠かせない陰陽と五行


中国では、陰陽や五行に関する理論が生活の中にも深く浸透しています。

例えば、「乾坤(けんこん)」は、易の卦(け)で中国数字や和算で用いられた算木に現れる種々の象を現わすもので、人生や事柄の吉凶を占う目的で用いられています。

「乾坤」の意味には、天と地、陰と陽の意味が含まれいて、男女を陰と陽で表せば、陽(乾)が男性、陰(坤)が女性になります。

昔から中国では、女性がみにつける腕時計を「坤表(こんひょう)」と言います。

中医学では、病気を治療する場合に、まず陰陽の弁証を行わなければならないという原則があります。

陰と陽の関係は固定した概念だけではなく、主に立場により変化します。

例えば、

★心と足の関係では → 心が陽で足は陰
★心と頭の関係では → 心は陰、頭は陽

というように相手によって異なります。

固定した概念ではなく、このような関係を理解した上で弁証を行えば、適切な方剤を選択することができるようになります。

治療の目的は、体の陰陽バランスが保たれている「陰陽平衡(いんようへいこう)」の状態に戻すことなのです。
乾坤_n

About 国際中医師アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 国際中医師アカデミー http://www.iatcm.com
This entry was posted in ブログ, 国際中医師アカデミー. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)