腰痛の弁証要点


中医学の学習者の中では、「腰痛=腎虚」という考え方が常識として存在しており、慢性的な腰痛の病因が主に腎虚と湿邪(寒湿・湿熱)によるものと理解されています。
両者の共通症状は足が重たく感じる、疲れやすいということです。
日本では、腰痛の治療によく用いられる漢方は、独活寄生湯、八味丸、牛車腎気丸などなどが選択されるケースが多いと感じていますが、腰痛をひき起こした誘発原因と身体の状態を把握しなければかえって腰痛を悪化させかねません。
特に湿邪による腰痛では、問診の際に十分気をつけて下さい。湿邪の重濁という性質が、時に疲れやすいと表現される場合があり虚証と判断するおそれがあります。

慢性腰痛だから「腎虚」とすぐに判断せず、腎虚をもう少し丁寧に分析することで、あなたの「腕」があがることになります

About 国際中医師アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 国際中医師アカデミー http://www.iatcm.com
This entry was posted in 中西医結合, 国際中医師アカデミー, 漢方薬. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)