Author Archives: 中医学アカデミー

About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com

売れない藿香正気散という

先日のブログで、知人が急に下痢と腹痛、嘔吐が生じたため「藿香正気散」を薦めたところ、体調がよくなったと報告してくれました。しかし、彼の話では近所の薬局を捜し、4件目でようやく購入できたそうです。2件の薬局では「ない」とあ … Continue reading

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更に中薬と方剤を深く理解しましょう

東京は今日も陽ざしが強くて朝から気温も高くなっていますが、朝晩は乾燥した涼しい風が吹くようになりました。この時期の邪気は「温燥」です。温燥はこの時期に段々強くなっていきます。そして温燥によるカゼにかかる方がすでにいるよう … Continue reading

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焼きニンニクで臭~い「ガス」

友人が、夕飯時にニンニクを焼いて食べ、一緒にビールを飲んだそうです。焼きニンニクは、ほくほくして美味しいですが、どうやらこの方、食べ過ぎたようです。 数時間後、お腹が張り始め、腐敗臭のある「ガス」が出てきたそうです。どう … Continue reading

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「立秋」治療方法の転換が必要です

早い物もので「立秋」が過ぎました。 立秋に至った時期に、燥邪が段々盛んできます。 昨日から朝と夜の気温が急に下がり、空気が乾燥しています。 秋の特徴は、①朝晩は涼しく、日中は気温が上昇します。 ②夏の蒸し暑さから、湿度が … Continue reading

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人口減少。政治家の皆さん、本治対策してください

2012年8月7日総務省は日本全国人口は前年より26万人ぐらい減少することを発表しました。その中で注目すべきことは、転出人口が転入より多いということです。 なぜでしょうか。若い世代の就職難や消費税率の増加など、日本の居心 … Continue reading

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ワンピースを読んだことはありませんが、・・

香港を訪問した際に、四川料理店で働く中国安徽省出身の青年と親しくなりました。 大変、気配りのできる青年で好感をもちました。 いろいろな話をする中で、彼は「ワンピース」の大ファンなのだと教えてくれました。I―フォンの待ち受 … Continue reading

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内臓同士が情報交換?

8月5日(日曜日)の《産経新聞》に東北大学、片桐教授の研究が紹介されていました。内臓はその恒常性を保つために、内臓同士が情報交換を行っていることが分かったというものです。 この情報の交換は内臓の間だけではなく、脳も参加し … Continue reading

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「かくれ熱中症」の予防要点 補脾を忘れないこと

連続的な高熱で、熱中症にかかる人が多いということです。熱中症は中医学では中暑といい、暑邪が体に入ると、発熱の他に、気と津液を大きく傷つけます。 脾気虚と脾陽虚の体質の方は暑邪が入りやすく、脾気虚が進んで脾陽虚となります。 … Continue reading

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ホテルが学びの場に変身する

品川プリンスホテルでは、併設する水族館で、イルカのエサやりなど飼育員の仕事を親子で体験できる宿泊プランを提供していると聞きました。 親子で楽しみながら、イルカの面倒の大変さも肌で感じることができ、良い学習ができると思いま … Continue reading

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少腹と小腹は下腹(部)?

中医学の日本語の翻訳分で、「少腹」と「小腹」を同じ下腹(部)と翻訳されているものを読みました。下腹の真ん中は小腹ですが、その両側は少腹を指し、これは大きな誤りです。 更に許し難いことに患者の病状や経過症状を記入する際に、 … Continue reading

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