昨日のブログで眠りに悩むお父さんへ「眠り時間計HSL-001」について自分の感想を書きましたが、睡眠は時間だけでなく睡眠の質の良し悪しが不眠の判断基準になります。
道具に頼らず睡眠の質を理解するのに最もよい方法は中医学の弁証論治の際に、「眠れますか?」ではなく、起床時に「寝た~!気持ちよく起きた!」という爽快感があるかないかを確認します。起床時に爽快感があれば、当然不眠とは判断できません。もしまだ眠い、疲れがなかなか取れない、起きられないなどなどがあれば、それは不眠を判断する理由のひとつになります。
睡眠の原因が陰虚か、心脾両虚かなどを鑑別するためにも起床時の感覚は貴重な情報源になりますので、先ず「寝た~!」という状態を確認する必要があります。