今朝のNHKのニュースが印象に残りました。
政府の国家戦略会議は、スポーツや芸術などで優れた才能を持つ生徒に例外的に2年間で高校卒業を認める「早期卒業制度」の創設を検討するそうです。
また、大学入試改革では、現在の暗記力中心の入試から、論理的に考えて回答を導き出せる力を重視する方向を検討するとありました。
この2つのニュースはとても興味深いものです。
現在、国際中医師アカデミーも「飛び級コース(仮称)」の新設を考えています。これは、もっと積極的に学習を進めたい意向をお持ちの方が多くおられるので検討を早めています。
そして、「暗記中心の入試」、これこそ当アカデミーでは問題視していました。国際中医師標準試験の開催事業に携わって10年以上になりますが、残念な事に「暗記中心」の学習い頼る受験者がいるのも事実です。このような勉強方法で国際中医師試験に合格しても、現場では使い物になりません。
弁証論治は中医学の論理性を示す重要な治療方針です。暗記中心の学習方法から、脱却すべきです!