気血両虚による症状の改善に、八珍湯又は帰脾湯のいずれを用いたらよいか質問がありました。気血両虚には「益気生血」の治療方法を採用しますが、これは気虚によって生じた血虚の治療に用いる方法です。そのため過労や慢性疾患による気血両虚の治療には、それほど優れた効果は得られません。
益気生血の目的を実現するためには、主に「黄耆と当帰」が配合された方剤を選びます。代表される方剤は当帰補血湯或いは帰脾湯があります。配合は、黄耆を当帰より数倍多く用いるのが特徴です。従って、血虚の治療において八珍湯か帰脾湯を投与するために、両方剤の鑑別よりも血虚を誘発する病因を正確に判断する必要があり、これは基本的なポイントです。
血虚では、肌の色つやが悪い・ドライアイ・毛髪の乾燥などがみられますので、美容にも大敵です。