脇痛 脾虚との関係 筋脈 加味逍遙散、小柴胡湯


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  わき腹に痛いというのを「脇痛」という(きょうつうと呼びます)ことです。
  わき腹に痛く、或いは力を入れなく、いつも猫背の方がいます。
  無理に背筋を伸ばしても、2、3分間続かないということです。
  中医学では、肝臓の病気として治療することが多いです。
  例えば、逍遥散、加味逍遙散、小柴胡湯などを使います。
  治らない場合に、脾と関係するかも知れません。
  なぜですかというと、脾の筋脈もわき腹に繋がっています。
  中医学のテキストを書いている中で、
  新たに気が付かないものをたくさん発見しました。
  中医学の理論を深く広く理解しなければ、
  臨床でのミスを犯してしまうことが多く
  もっと怖いのは、ミスを犯しても、自分が分からないと痛感しています。
  ミスを犯す原因、どうすれば最小限までミスを抑えることができるか、
  漢方薬の使い方をもっと上手にできれば、患者にでもお医者にでも
  嬉しいことです。
  これは、私が中医学の教育に努力する原動力となっています。
  
P1020102.JPG五行お風呂の窓口の飾り

 

About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
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