帰脾湯の見方


   「弁証論治練習問題 解説書」では、
帰脾湯を代表方剤に用いている病証ごとにまとめました。
ご存知のように帰脾湯は、不眠・心悸・血証の紫斑などなど
広範囲に使用されています。
 
なぜ帰脾湯が広範囲に使用されているのでしょうか?
私は、読者に一つのヒントを与えようという目的もあり
帰脾湯を使用する病証でまとめました。 
例えば、皮膚病の紫斑なら、血熱の可能性もあれば、気不摂血の可能性もあります。
一つの方剤の勉強を通じ、試験の為に暗記するだけでなく方剤を生かして
臨床力の向上に繋げて頂きたいと考えています。
 帰脾湯のような使用例は内科学で多く、「弁証論治練習問題 解説書」では、
十数種類の方剤を纏めています。
視点を変えて学ぶ事は、今まで断片的に学んできた
「点と点」を
つなぎ合わせることになり応用力が身に着くはずです。 
詳しい情報 どうぞ   http://www.tenran.biz/

About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
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