お墓参りといえば、中国で日本のお盆やお彼岸にあたるのが清明節。
毎年だいたい4月5、6日あたりですが、この日は中国全土でお墓参りラッシュ!
ものすごい人出です。
中国でお墓参りの基本アイテムといえば、「紙銭(ツーツェン)」です。
神様とご先祖様(や友人)に捧げるお金で、焼いて天国に届ける疑似紙幣のことですが、黄色い紙のものや、歴史上の皇帝が書かれたものなど、色鮮やかな紙幣が束になって売られています。
これをお墓でボウボウと燃やすわけですが、たくさん燃やすほど裕福な感じがあり、「うちの先祖に苦労はさせない!」とばかり、あっちもこっちも張り合うようにモクモクと煙がすごいです。
燃やしてしまうものなのに、それなりのお値段ですから、もったいない気もしますが、そこは気持ち(見栄?!)。
一緒にお供えするお線香も1本20~30元(約540円?)のものが出回ります。
日本でも高いお線香がありますが、亡くなった人(陰間<インジェン>に行く)のためにけっこうな出費するというのは、中国も日本も似ていますね。
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