紙幣の火の粉飛び交う中国のお墓参り




お墓参りといえば、中国で日本のお盆やお彼岸にあたるのが清明節。
毎年だいたい4月5、6日あたりですが、この日は中国全土でお墓参りラッシュ!
ものすごい人出です。

中国でお墓参りの基本アイテムといえば、「紙銭(ツーツェン)」です。
神様とご先祖様(や友人)に捧げるお金で、焼いて天国に届ける疑似紙幣のことですが、黄色い紙のものや、歴史上の皇帝が書かれたものなど、色鮮やかな紙幣が束になって売られています。

これをお墓でボウボウと燃やすわけですが、たくさん燃やすほど裕福な感じがあり、「うちの先祖に苦労はさせない!」とばかり、あっちもこっちも張り合うようにモクモクと煙がすごいです。

燃やしてしまうものなのに、それなりのお値段ですから、もったいない気もしますが、そこは気持ち(見栄?!)。

一緒にお供えするお線香も1本20~30元(約540円?)のものが出回ります。

日本でも高いお線香がありますが、亡くなった人(陰間<インジェン>に行く)のためにけっこうな出費するというのは、中国も日本も似ていますね。



漢方の勉強は「国際中医師アカデミー」



About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
This entry was posted in 中医学アカデミー. Bookmark the permalink.

Comments are closed.