最近は地方でも、処方箋も受け付けるドラッグストアをたくさん見かけますね。
今や日本の処方箋薬局は増える一途。
従来の薬局に加え商社も経営に乗り出していますから、まさに戦国時代となっています。
この乱世をどう生き残るのか。
品揃えの豊富さ、営業時間の延長、サービスの良さ、価格競争などなど…、各薬局さんは日々奮闘されているわけです。
その生き残り策の一つに、僕は漢方があると思います!
日本でもかつては、利用される地元の人々の持病や、利用客の家族の体質などについても把握していて相談にのってくれるような、”わが家のかかりつけ薬局“があったようですね。
現代はドラッグストアがどんどん増えていますから、買い物には便利だけれど、個人的な相談はしにくいと聞きます。
でも、病院に行くほど緊急性はなくても、慢性疾患で悩む患者さんは驚くほど多いのです。
また、最近は核家族化が進み、気軽に相談できる年長者が近くにいないため子育てに不安を持つ若いお母さんも多いですね。
慢性の症状だけでなく、夜泣きの相談、食べない、寝ないなど、日々の悩みや心配事を気軽に相談ができる町の薬局があれば、たくさんのお母さんたちの支えになってあげられるのではないでしょうか。
なぜなら赤ちゃんから大人まで、病名のわからない、なぜそうなるかわからない、でも症状が出ている…という分野に関して、漢方薬は大きな力を発揮できますからね。
さらにもう一歩、一人ひとりの体質に合う薬といえば漢方薬の真骨頂です!
こんなに家族の体に優しい薬局ってないでしょ?
漢方薬局がかつての町の薬局になりかわってその機能を引き継げれば、多くのお客さまに必要とされる、「オンリーワンの薬局」になることが可能だと思うのです。
漢方の持つポテンシャルはとても大きいですよ!