国際中医師試験は、中医学の医師免許ではありません。
「国際中医師」は中医学を正しく普及するための一つの基準であると位置づけられています。
この基準は、中医学を理解し医療の現場で漢方薬を処方するための高いハードルでなければなりません。
日本の法律では「国際中医師」に合格しても医者になることはできません。
しかしこの試験に合格しなければ中医学の基本内容を理解しているかどうかの判断はできません。
なぜなら、誤った判断のもとに漢方薬を出したとしても中医学の根本を理解していないので
自分の誤りに気付くことができないからです。このような方に限って、
〇〇薬は「効き目が悪い」などと言います。また仮に偶然、効果が得られたとしても
次の方に効果が得られるとは限りません。
「国際中医師」は中医学の基準に到達するための基礎だと考えても良いと思います。
中医学の奥の深さを知ることで、理解の誤りや臨床の誤りが生じた原因を知ることにつながります。
About 中医学アカデミー
90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。
この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。
中医学アカデミー http://www.iatcm.com