歯の揺れに補腎だけでは効かない


「歯の揺れ」の治療は補腎が主になりますが、補腎薬による治療で効果が得られない場合もあります。
何故でしょうか?

原因は、病理分析が不十分であることが考えられます。
歯の揺れは腎虚だけではなく、虚火上昇による歯の揺れも含まれます。この病理結果は腎陰虚が進み、虚熱が上昇する段階に入るものです。

虚火が上昇する場合は歯の揺れ、寝汗、目眩、喉の乾き、疲れが酷く感じ、脈細数、舌尖紅等の症状が現れます。

腎陰虚+虚火上昇の治療は、玉女煎で治療します。
この方剤は日本では販売されていませんので、代用方法として、六味地黄丸+白虎加人参湯で治療します。

腎陰虚と虚火の状態をよく判断して、六味丸と白虎加人参湯の割合を決める事が肝要です。

About 国際中医師アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 国際中医師アカデミー http://www.iatcm.com
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