手術後に「大建中湯」?


病院では、手術後の腸閉塞予防には、よく「大建中湯」を処方するということです。
中医学からみると、手術を受ける方の体質を重要視しながら、術後に発生した腸閉塞の病理状態を分析する必要があります。
手術のダメージにより、気血両虚、気虚、瘀血、気滞、気滞瘀血、熱毒などの病理を発生する可能性があります。
大建中湯は温中袪寒剤に属する方剤で、心胸の中に大寒痛があり、陽虚陰盛の病理状態を治療する方剤です。
従って、気滞、瘀血、熱毒などがみられる場合の治療には相応しくありませんので、西洋医学の考え方だけで漢方処方を選択することには、疑問を感じています。
もし、術後の患者さんに気滞、瘀血、熱毒が見られた場合には、どのような対応をされているのでしょうか。
大建中湯を効果的に用いるために、陽虚と陽虚陰盛との鑑別診断、陰虚、気滞、瘀血などの臨床特徴、大建中湯の配合意味などを勉強する必要があります。

About 国際中医師アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 国際中医師アカデミー http://www.iatcm.com
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