夜泣きと漢方薬


夜泣きは、赤ちゃんや幼児が、夜間睡眠中に目を覚まし激しく泣き、なかなか泣き止まないことを指しますが、乳幼児が誰でも夜泣きを起こすかと言えば、そうでもなく、夜泣きに悩まされる親もいれば、全くそんな経験もない親もいます。
中医小児科では、夜泣きはひとつの病証として扱っており、診断方法と治療方法には規則があります。
中医学の治療は全てにおいて「診断」が重要となり、正しい診断の基で適切な漢方薬を選択し服用しなければ効力を得ることはできません。
中医小児科では夜泣きを「夜啼」といい、虚寒のタイプ・心熱のタイプなどに分けられ、更に腎虚などとも関連します。夜泣きに甘麦大棗湯や抑肝散、小建中湯などと漢方薬の名前で紹介されていますが、病因病理から考えれば、これらの漢方薬では効果が得られないと思います。必ず診断の規則に従い病因病理の特徴を掴んで適切な判断のもとで、漢方薬の選択とその加減をしてほしいものです。

About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
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