正常の月経周期は、25~30日の一定した排卵周期に従って起こり、月経期間は3~7日間続くものとされ、この周期が数周期乱れると月経不順といいます。月経不順では、周期の間隔が短過ぎる場合を頻発月経、長すぎる場合を希発月経といいます。
中医婦科学では、正常の月経周期は平均28日、最短でも21日、最長35日とされています。月経周期が21日より短い場合を「月経先期」、月経周期が35日より長い場合を「月経後期」としています。
また、月経先期と月経後期が入り混じって月経周期が不規則となる場合を「月経先後不定期」といい、周期が7日前後、早まったり遅れます。
月経先期と月経後期、月経先後不定期には、期間の他に経血色や量など特徴があり、治療方法も異なります。
国際中医師試験では、婦人科の問題も出題されます。練習問題の学習を通じて「月経不順」の漢方の診断ポイント、漢方製剤(方剤)の使用ポイントなどを掴んでいただければと思います。