今朝のNHK「おはようにっぽん」で、自動車製造技術を医療や福祉の場で役立てる取組が紹介されました。その中で、車の部品のひとつに熱を伝える特殊なゴムがあるそうです。これを応用して体の下に敷き、寝たきりの方の褥瘡の予防するために、試験的に利用し始めたそうです。
一般的にはあまり知られていませんが、漢方には外用薬もあります。
そのひとつに『太平恵民和剤局方』に記された「神仙太一膏」があり、現在は、神仙太乙膏(しんせんたいつこう)として販売されています。
神仙太乙膏は、黄色でカレーのような独特の匂いがありますが、養血活血、清熱除湿などの効能をもち、褥瘡(とこづれ)や火傷などに塗布すると大いにその効果を実感している方が多いです。