大地震後 不安からの恐れを克服


  
  大地震後、余震が頻繁に発生する中で
  不安に覚える方が多くいます。
  不安の様子は、動悸、震え、いつも怖い地震のことを思い出す、夜に寝れないなどが挙げられます。
  
  中医学では、「心神不安」(しんじんふあんと呼びます)という病気と判断されます。
   
  心神不安の怖さは
  1、思考力、分析力などを著しく低下させます
  2、感情のコントロールの能力を低下させます
  3、五臓六腑の働きを統帥する能力を低下させます
 従って、心神不安を起こさないように頑張る必要があります。
 
 頑張るのポイントは自信を持つことです。
 怖くても、不安で心配しても、問題を解決することに繋がらなく、
 逆に身体に余計な負担をかけるという観点から理解していただきたいものです。
 中医学では、養生方法の基本は養心(ようしんと呼びます)にあります。
 この養心という意味は、「心神」を安定させることです。
 健康を守るためにも、不安からの恐れを克服しましょう。
 

 

About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
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