広東語 英語 日本語 中国語



香港に滞在中、最も感動したことがあります。それは彼らのコミュニケーション能力の高さです。
彼らは、先ず英語で声をかけてくれますが、問いかけに対し、こちらが理解していないと判断すると中国語や日本語で声をかけてくれます。これには本当に驚くと同時に感動を覚えました。
私達の「希望」に応えるために、言葉の壁を越えてコミュニケーションをとろうとする姿勢は素晴らしいです。
日本では、すべてのものがマニュアル化したためか、「言葉」による情報の共有、交換、発信が極め少ないと感じます。
中医学の問診においても、身体の声ををできるだけで正しく聞き出すために、問診の角度を変えながら症状の特徴を聞く必要があります。
例えば、頭痛の患者に対してどのような痛みか、痛む場所、痛みが強くなるか軽くなるの時間帯及びきっかけ、何時から始まったか、だんだんひどくなっているか、朝と夜を比べてどの時間帯で頭痛が酷いか、随伴症状が何かなどです。
病状に反映する病理情報を分析することで、正確な弁証論治ができると思います。
本当の国際中医師であれば、病気の性質、程度、部位などの体の情報を、問診を通じて引き出し正確に分析して、相応しい治療方法で治療する能力を持つ人材だと考えています。

About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
This entry was posted in ブログ, 中医学アカデミー. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)