中医学の専門用語 肝気横逆という


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 肝気横逆(かんきおうぎゃく)の特徴は
 すごく怒ってから、急に胸とお腹などに脹痛、げっぷ、
 わき腹にも痛みなどの症状が現れるのです。
 横という意味は、元々ドアの下に敷いた横木を指すという。
 その後は、機序がない状態、乱す、混乱、という意味として使われるようになりました。
 従って、横という字を含む肝気横逆の意味は、
 肝臓の気が乱れて、全身の元気の流れを乱す状態として理解してもよいと思います。
 このような専門用語が多く、それぞれの文字の意味を生かされて
 独特の意味を持っています。文字の意味をよく理解できれば、
 中医学の理論への理解及び臨床の応用にかなり価値があると思います。
 ご参考まで

About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
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