北京 故宮博物院5 金剋木で火事を防ぐ


紫禁城 金剋木.JPG
北京 故宮博物院(紫禁城)は、当時北京で最も高い建築物で何度も火事に見舞われました。火事から紫禁城を守るために五行の考えを応用したと聞きました。五行説では、「金が木を剋す」という考えがあり、紫禁城に用いられている木材に「金属」をはめこみ、更に水の中にいる「龍」を金属に彫り工夫した後、火事が起きなくなりました。中医学では、五行の関係を病気の治療に応用することが多いです。例えば、ストレスによる病気(肝の病気)に対して肝(五行の木に属する)だけでなく肺(五行の金に属する)も治療します。これは、治金抑木を指します。
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90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
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