8月6日で紹介させていただき症例について 松井先生の情報はこちら
三つのことについて説明していきたいと思います。
一つ目は、疲れると食欲不振に陥るのは、脾胃気虚、納食不能の病理反応の特徴です。
問診時にこの判断を取れることは、非常に良かったと思います。
この場合、理気剤、焦三仙などがほとんど効き目がありません。
二つ目は、朝、特に調子が悪いのは脾陽不昇の病理状態を反映しています。
本来、脾陽不昇に補中益気湯で治療すれば効くはずですが、
確認してみたら投与しても効き目が無かったそうです。
三つ目は、急に調子が悪くなるのは疫気(アレルギー反応)の特徴として考えられます。
臨床の特徴として、急に疲れたり、イライラしたりしていることが多く見られます。
脾気虚の症状があっても補中益気湯が効かないことで、
三つ目の特徴から、アレルギーの治療方法へ変更できてよかったです。
中西医結合の分野では、花粉症などのⅠ型のアレルギー疾患は
肺脾腎の虚損、痰湿の停滞、疫気の侵入により発生すると考えられています。
この症例の成功点は、病気への分析と判断が正確にでき、
効果的に漢方薬を投与したというところにあります。
そして最も大切なポイントは、「花粉症の症状がなければ、アレルギー体質ではない」と、
判断する固定的な考え方を捨てた点にあります。
アレルギーは、いろいろな臓腑に影響を及ぼし症状の表れ方も様々であることを
理解してください。 柔軟な対応は、臨床現場での基本となります。
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