今年の梅雨は異常気象の影響もあってか酷いそうです。
蒸し暑さの環境を表す指標に不快指数がありますが、
例年ではこの不快指数が大体70%あり、
今年は74%以上あるそうで観測以来最も高いそうです。(80%を超える観測もあるそうです。)
● 計算方法(何種類の計算方法があるそうです)
・不快指数(DI) = 0.81T + 0.01U(0.99T – 14.3) + 46.3
T:気温(℃) U:相対湿度(%)
不快指数が高く蒸し暑さが体に及ぼす影響を中医学では「湿邪」といいますね。
梅雨の時期は湿邪が体内に侵入し易く湿邪が体内に侵入すると胃腸の働きが
低下したり夏特有のカゼをひいたり、また治りにくくなります。
これは、湿邪の「粘膩と重濁」という特徴によって生じる病の性質です。
ある実験データーによると湿度が高い場合にIL-2が低下することが解っています。
IL-2が低下することは細胞免疫力が低下することを指すので
この時期にカンジタ性の膣炎が発症しやすくなります。
最近では、このように様々な実験を通して中医学の考えに理解が深まっています。
湿邪の高い季節には、体内の風通しをよくして湿邪を追い払う働きの香正気散を
上手に活用するとよいでしょう。
また腎虚症状のある方は、補腎剤の使い方に注意が必要です。
湿を生みださない組み合わせの補腎剤を選びましょう。
詳しくは・・http://www.tenran.biz/
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