大地震後 頭痛、動悸、心神不安にツボ内関


 大地震後、ストレスにより、心神不安、激しい頭痛、動悸(不整脈を含む)、不眠などの症状が生じやすいです。
 
 中医学では、心肝の病気による症状である。「肝気上衝心包」というような病理状態だと考えられます。
 
 
 逍遙散などがなければ、自分でツボ内関(ないかんと呼びます)を押し、効果があります。
 
内関(ないかん):手のひら側で腕の横紋(シワ)の中央から肘の方に3~4センチ上がった所で
 押さえるとかなり響く感じがします。参考HP:http://wwwe.pikara.ne.jp/baian/tubo.html#naikan

 内関というツボは八脈交会穴の一つであり、心包経絡に属します。安神、降下という効果が良いです。
 針灸を行う場合に、体質虚弱の方に平補平瀉という方法で施術した方が良いと思われます。
             体質がまだ丈夫な方に瀉法という方法で施術した方が良いと思います。
 
  体質の判断は中医学の八綱弁証という原則に従うべきです。
 
 ご参考まで

 
 

About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
This entry was posted in ブログ. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)