大地震後、頭痛 腰だるい 腎兪で対応


 
  大地震後、疲れなどにより、頭痛、目の疲れ、腰痛、或いは腰だるい、
  冷え、頻尿などの症状が生じやすいです。
 
 中医学では、腎臓の病気による症状である。「腎精不養頭目」というような病理状態だと考えられます。
  年寄り、体質虚弱の方に多く見られます。 
 
 
 八味地黄丸などがなければ、自分でツボ腎兪(じんゆと呼びます)を押し、効果があります。
 
腎兪の位置:
 最下部の肋骨の先端と同じ高さのあたりで、背骨をはさんだ両側、
 第2・3腰椎棘突起間の外方3センチぐらいです。
 参考HP:
 http://wwwe.pikara.ne.jp/baian/tubo.html#naikan

 膀胱経絡に属します。利水、温養、補腎という効果が良いです。
 針灸を行う場合に、平補平瀉という方法で施術した方が良いと思われます。
 マッサージの場合に、うつぶせに寝かせ、両手で腰をつかまえるようにしながら、
 親指で指圧します。
力をあまりいれず、ゆっくり親指で押して揉んでください。
 効果が出る場合、足元に暖かくなり、頭痛が軽減すると感じます。
 ご参考まで            
  

About 中医学アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 中医学アカデミー http://www.iatcm.com
This entry was posted in ブログ. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)