春は厚着を心がけましょう。
昨日、東京の最高気温は15℃で暖かい一日でした。
暖かくなると、いち早く薄着になる方を見かけますが、養生法の一つに「春?秋凍」があります。
これは、春になって気温が上がってもすぐに薄着にならずに厚着をして暖かくし、初秋には薄着にして寒さを我慢します。
春は「陽気」が体の中から外へ発散する時期ですので、この時期は衣服を重ねて暖かくし毛穴を開いて陽気の発散を促します。
陽気がスムーズに外へ発散できなければ、体内に閉じ込められた陽気は、肝に「うつ熱」が生じると、イライラ、怒りっぽくなり、五月病などを招く原因ひとつとして考えられます。
「春?秋凍」は春の養生法のひとつです。